「19人中18人が感染中に市中を移動」

VIC州主席医務官「ロックダウンは必要」

 7月17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、同日の記者会見で、VIC州主席医務官は、「今回のアウトブレークでは19人の新感染者のうち18人が感染力のある時期に市中を動き回っていた。ロックダウンで人々の動きを抑える他ない」とロックダウンの必要性を主張した。

 感染者18人の平均市中滞在期間は平均1.7日にもなり、ダニエル・アンドルーズ州政府の「早期に厳格な」ロックダウン戦略の正しさを裏付けているが、ロックダウンが予定の5日間で終わるかどうかについては言明を避けている。

 VIC州では7月16日午後8時までの24時間に新たに19人が陽性と判定され、NSW州の感染地域在住で感染していた引っ越し貨物トラック運転手がVIC州のアパートメント・ブロックで住民に感染させたところから始まったアウトブレークは165人を数え、また、フィリップ・アイランド、リッチモンド地区のジム、ドックランズのオフィス・ビルディングなどがあらたに「感染が憂慮される場所」のリストに上がっている。

 マーティン・フォリー保健相、ブレット・サットン主席医務官、ジェリーン・ワイマー・コロナウイルス対策本部長らが記者会見に立ち、「新感染者が市中を動き回る日数が2日を下回ったことはロックダウン措置が適切だと言うことを裏付けている。厳しい措置でなるべく短期にアウトブレークを終息させる必要がある」と語った。

 一方、サットン主席医務官は、「たった1人、ロックダウン中に社会的に必要不可欠な業務に就いている者が仕事であちこちを移動するだけでスーパースプレッダーになることもある。あらゆる可能性に備えなければならない。時機を逸することなくロックダウンに持ち込むことができた」と語っている。

 19人中1人だけは、メルボルン市の北、ヒューム市のコールズでコロナウイルスに感染した男性の家庭接触者で感染の初めから自宅隔離していた。また、アパートメント・ブロックの男性住人がMCGでのAFLマッチ観戦しており、そこでも感染が広がっている。

 さらにリッチモンド地区のアイソラ・アパートメントでも1人が陽性と判定されたため、アパートメント・ビルディングがロックダウンされ、23室の住人全員が14日間の隔離に入った。

 感染が憂慮される場所も10箇所を超え、濃厚接触者も1万人を超えている。また、16日午後8時までの検査は47,606人と非常に高い水準になっており、そのうち19人が陽性と判定されている。
■ソース
‘This lockdown was needed’: 18 of 19 new local COVID cases were infectious in Victorian community

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