全国閣僚会議、NSW州政府の「ワクチン要求」拒否

「ファイザー追加供給はないが、接種活動促進を」

 7月23日、連邦・州首相、準州主席大臣で構成する全国閣僚会議で、NSW州政府が要求していた「現在のアウトブレーク対策としてファイザー・ワクチンの特別追加供給」が拒否された。

 同日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 スコット・モリソン連邦首相は、「NSW州に特別追加のファイザー・ワクチンを回すことはできないが、NSW州は初回接種活動をスピードアップしなければならない」と語った。

 モリソン連邦首相は、NSW州はファイザー・ワクチン接種の1回目と2回目の間隔を現在の3週間から6週間に引き延ばすことで初回ワクチン接種を増やすことができると語った。

 また、モリソン連邦首相は、将来的にNSW州にファイザー・ワクチンを追加供給する可能性は否定しなかった。

 先にグラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「各州首相と準州主席大臣には、手持ちのファイザー・ワクチンをNSW州に回すよう依頼する」と語っていたが、全国閣僚会議で他州・準州はベレジクリアンNSW州首相の要望を拒否した。

 モリソン首相は、「NSW州の州ワクチン接種センターでファイザー・ワクチンの2回目の接種をする代わりに初回接種に回すことでファイザー・ワクチン接種者を増やすことができる。同じように、アストラゼネカ・ワクチンの2回目の接種をこれまでの12週間から短縮することで早めに免疫を獲得することができる。そのような柔軟性は必要だ」と語った。

 VIC、SA、WA各州首相は、「NSW州に分け与える余分のファイザー・ワクチンはない」と言明しており、マーク・マクガワンWA州首相は、「NSW州がウイルスを退治したければ社会規制を強める他ないだろう」と発言、ダニエル・アンドルーズVIC州首相は、「私なら、メルボルン市でやったように、大シドニー地域周辺に鉄の輪を巡らせて州内の郡部から隔離することでウイルスの拡散を防ぐだろう」と発言している。ただし、モリソン連邦首相はNSW州政府の現行のロックダウンと社会規制を擁護した。
■ソース
National Cabinet rejects NSW request for more COVID Pfizer vaccine doses

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