WA州首相、「どの州も少しでも多くワクチンが欲しい」

連邦からNSW州へのファイザー5万用量供給批判

 7月26日付ABC放送(電子版)は、マーク・マクガワンWA州首相が、NSW州政府のロックダウン対応を批判し、連邦政府がNSW州にファイザー・ワクチン5万用量を特別に供給したことについても、「どの州も少しでも多くワクチンが欲しい」と発言したことを伝えている。

 マクガワンWA州首相は、連邦政府の特別供給を疑問視し、「少しでも余分があるのなら全州に平等に分けるべきではないか」と語っている。

 先週の全国閣僚会議でグラディス・ベレジクリアンNSW州首相が、「大シドニー地域のコロナウイルス・デルタ株アウトブレークでNSW州は困っている。ワクチンを少しでもNSW州に分けてもらいたい」と発言したが、スコット・モリソン連邦首相も他の州首相、準州主席大臣も、「他の州に回せる余裕はない」と拒否していた。しかし、結局、連邦に余分のワクチン備蓄などないと拒否していたモリソン連邦首相がファイザー・ワクチンをNSW州に特別供給することを約束した。

 VIC州、QLD州、WA州など労働党政権州は保守連合連邦政府が保守連合NSW州政府にえこひいきしているという印象を持っており、ことあるごとに表面に現れてくる。

 26日、マクガワンWA州首相は、「連邦備蓄などなかったのではないのか?」と発言、現在の接種計画の遅れについてモリソン連邦政府の失態を批判し、NSW州政府についても、「NSW州はちゃんと厳格なロックダウンをすべきだろう」と発言した。

 一方、連邦政府の広報担当官は、「シドニー地域のアウトブレークに関してNSW州政府を支援するため、ワクチン・タスクフォースは、7月中期、コロナウイルス・ワクチン追加30万用量を前倒しでNSW州に供給した。これは今後供給することになっていたアストラゼネカ15万用量、ファイザー15万用量を前倒しでNSW州に渡した。これに加えて連邦からNSW州にファイザー5万用量を提供する。この5万用量はファイザーから予想を上回る量が入荷したためだ。連邦がファイザーの備蓄を持っているわけではない。ワクチン入荷量が増えれば州準州と協議し、接種活動を増強する用意がある」と発表している。

 また、マクガワンWA州首相は、「NSW州政府のロックダウンは遅すぎた。ウイルス抑え込みに努力しなければ今の状態がいつまでも続くことになる。そうすれば人命も失われ、オーストラリア国家で何十億ドルもの損失になる。本気でかからなければだめだろう」と語り、シドニーで反ロックダウン無届けデモと暴力行為を行った群衆について、「とんでもないゴロツキどもだ。連中には法律の力を加えることだ。今、街頭に集まるのはトンマだけで、連中はゴロツキになりたいだけだ」と語っている。
“I think the people taking to the streets are just idiots. They just want to act like morons, like hooligans.”
■ソース
Mark McGowan wants extra vaccines for all states, slams NSW lockdown response

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