5年に一度の国勢調査はオンラインも可

長期的な国勢の統計資料の基礎に

 日本と同様、オーストラリアでも5年に一度、国勢調査が行われており、今回も8月10日夜の時点での事実を質問事項に合わせて記入しなければならない。

 オーストラリアのこの国勢調査は今回が18回目で、調査票は99年後に公開される。

 8月9日付ABC放送(電子版)が国勢調査について解説している。

 国勢調査は国民や永住権者だけでなく、オーストラリア領土内にいる旅行者や一時滞在者も対象で記入は義務制で、日本でも虚偽記入などには罰則がある。

 国勢調査を実施するのは連邦政府機関の豪統計局(ABS)で、同局は毎月の労働統計なども実施している。ABSから送られてきた手紙に記載されているコード、パスワードでABSのウェブサイトにアクセスし、家族全員について質問に正確に答えていかなければならない。ウェブサイトにアクセスする手段のない人には印刷した調査票が配られる。

 質問は職業、収入、学歴、健康、言語、宗教などオーストラリア社会の基礎資料になる内容になっており、集計された数字が政府の政策の基礎になり、また、政府機関や地方自治体、その機関が地域の必要に合わせたサービスを行う基礎にもなる。

 記入が義務づけられているため、虚偽の記入や記入しなかった場合にも罰金が科せられる。

 8月10日夜の時点での事実を記入しなければならないが、記入そのものは8月12日までに済ませればいいことになっている。また、8月10日夜以前に記入することもできるが、10日夜の事実を予想して答えなければならない。

 世帯を基準にして記入するため、8月10日夜の時点で世帯に滞在している訪問客、乳幼児もすべて記入の対象になる。また、家族以外の同居人で、同夜には家にいないが翌朝に帰ってくる場合にはその同居人が他の場所で調査票に記入することがない限り、その世帯で記入する。

 記入を怠った場合、1日遅れるごとに$222の罰金が科せられるが、その前にABSから書簡またはABS職員の訪問で督促される。また、意図的に虚偽記入した場合はさらに大きな罰金が待っている。

 オンライン記入が初めて実施された2016年の国勢調査ではABSに外部からの攻撃が予想されたため、ABSがオンラインを切断し、混乱が起きた。その後、オーストラリアの電気通信情報機関の豪信号総局(ASD)が調査した結果、ABSのデータへの違法なアクセスはなかった。今回はABSもシステムを組み直し、ASDの豪サイバー・セキュリティ・センターが参加して外部からの攻撃に備えている。
■ソース
When is census night and how do you fill the form out? What happens if you don’t do it?

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