低年齢層に広がるデルタ株感染者

NSW州では1日に児童44人が陽性判定

 8月12日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州で8月11日午後8時までの24時間に児童44人がコロナウイルス陽性と判定されたと伝えている。

 デルタ株では、以前の「児童はかからない。高齢者がかかるコロナウイルス」の認識が通用しなくなっており、デルタ株はこれまでのタイプよりもはるかに感染しやすく、感染力ができるまでの期間も短く、さらに患者が全年齢層に広がる傾向を示している。

 NSW州で特に顕著なのは9歳未満の児童が検査で陽性と判定されることが増えていることで、1日で44人が感染したというだけでなく、過去2週間で年少者の感染者数が15%も増大している。

 感染症専門家のピーター・コリニョン氏は、「デルタ株はこれまでの変種とは挙動が異なっているが、この株は感染が速く、子供らは家庭で親からウイルスをもらうと考えた方がいい。40歳未満の保護者はまだ接種を受けていない」と分析している。

 また、児童の感染者が増えている一方で、教職員組合やカソリック学校は州政府に対して教職員がもっと接種を受けやすい体制にしてもらいたいと要求してきており、「学校が再開される時にはコロナウイルス感染が広がるのを防ぎ、教職員をこのウイルスから守るためには接種だけが唯一の頼みの綱だ」と語っている。

 過去2週間の間、新感染者の3分1以上が児童やティーンネージャであり、過去24時間に10歳から19歳までの感染者が70人にものぼっており、先週1週間には400人近い数になっている。

 州政府はまだ対面授業への日程や戦略を発表しておらず、「今後2週間で新陽性者がどのように推移するかが決め手になると思う」と発言している。
■ソース
Forty-four children test positive to COVID-19 in a day in NSW

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