シドニー都市圏西部の教会で60人が違法出席

総額$35,000の罰金、教会にも$5,000罰金

 8月22日付ABC放送(電子版)は、NSW州警察の発表として、通報を受けてブラックタウンの教会に出動した警察官が教会内で多数の出席者を発見、公衆衛生命令違反などのかどで総額$35,000の違反罰金通告書を発行したことを伝えている。

 警察発表によると、22日午後7時30分頃、市民からCrime Stoppers番号宛てに複数回の通報があり、警察官がブラックタウンのフォース・アベニュー、クライスト・エンバシー・チャーチに駆けつけると60人ほどの信者と聖職者1人が集まっており、聖職者は、「ロックダウンは終わった」と演説していたと報道されている。

 NSW州では2021年だけで7,000件を超えるコロナウイルス関連違反罰金通告書を発行している。

 同日、警察出動前に撮影され、ソーシャル・メディアに投稿されたビデオでは、聖職者のMarvin Osaghae氏が信者に向かって、「NSW州の都市で、イエスの名において、ロックダウンは終わったと宣言する。イエスの名において私達は私達の住む市でのロックダウンを拒否する」などの説教を行っている。同教会のフェースブックには同様のビデオが複数投稿されていたがその後削除されている。

 NSW州政府のデビッド・エリオット警察相は、「その集まりの話を知って驚いている。異なる文化背景の出身者だからという言い訳はこの違反行為には通用しない。教会が希望や愛の言葉を伝えるところだと考えれば、教会に集まったこの人達が現実にはウイルスを拡散し、社会を危機に陥れる可能性もあるということだ。どんな文化にも人が集まるという慣習はある。しかし、現在、私達はそれぞれがいくらかの犠牲を払わなければならない」と語っている。

 警察官が出動した当時、教会内には大人子供あわせて60人がいた。そのうち30人に$1,000の違反罰金通告(PINS)が発行され、教会組織には$5,000の違反罰金通告書が発行された。

 クライスト・エンバシー・シドニー教会は、特別規制の行われているブラックタウン市域にあり、警察では、教会の建物の入り口には入場登録のQRコードが掲示されておらず、集まっていた信者は、カンタベリー=バンクスタウン、フェアフィールド、リバプールなど他の特別規制下にある自治体域の住民も混じっていた。

 トニー・ブリーズデール・ブラックタウン市長は、「教会の集まりに出席するなんてまったくの愚行だ」と語っている。
■ソース
Police issue $35,000 in COVID-19 fines after illegal gathering at Sydney church

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