NSW州、新たに陽性1,218人、死者6人を記録

成人人口完全接種率70%目標半ばに到達

 8月29日付ABC放送(電子版)は、NSW州で新たに1,218人がコロナウイルス陽性と判定され、再び1日の最悪記録を更新したことを伝えている。また、死者も6人で、今回のアウトブレークの死者は89人にのぼっている。

 NSW州政府はコロナウイルス規制緩和社会正常化への道程として成人完全接種率70%を目標としている。そのため、8月28日までの1週間の接種回数も80万回を超えるなど接種活動が加速されてきている。

 8月29日午前の記者会見で、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「この1週間で834,000人に接種した。素晴らしい数字だ。これまでの記録をすべて破った。州全体でこれまでより自由になれるマジック・ナンバーの70%に半分まで来た」と語っている。

 NSW州内の成人人口の65%が1回は接種を受けており、35%が2回の完全接種を受けている。ベレジクリアン州首相は、「人口800万人のNSW州で毎週100万回近い接種活動を進めている。州民には感謝の言葉を述べたい。全国にコロナウイルスとの共存の道を示すことができる」と語っている。

 6人の死者のうち、80代の男性はインナーウェスト自治体のサマーヒル地区にあるワイオミング高齢者介護施設で感染し、収容先のコンコード病院で亡くなっている。同介護施設のクラスターの死者は5人。都市圏南西部在住の80代の男性はネピアン病院で感染し、同病院で亡くなっている。同病院のアウトブレークでは5人めとなった。

 シドニー都市圏西部パークリー矯正センターでは受刑者31人がコロナウイルス陽性と判定され、センターはロックダウンに入っている。同センターの主棟で感染した受刑者はいずれも長期に収容されており、新来ではないため、感染経路が懸念されている。

 病院に収容されているコロナウイルス感染者数は813人、そのうち126人がICUに収容され、うち54人は酸素吸入器を着けている。州保健局のジェレミー・マカナルティ局長は、「ICUの126人のうち113人はまったくの未接種で、12人は1回受けているだけだった。ICUには2回の完全接種者が2人いるが、残念ながら接種の効果は100%とはいかず、90%程度重症化を防ぐ効果があるだけだ。それでも大したことだ」と発表している。

 1,218人の新陽性者のうち、シドニー都市圏西部と南西部で887人を占めており、その地域の感染状況が憂慮されている。

 また、都市圏西部のノース・セント・メアリーズ地区の臨時コロナウイルス検査会場が焼け、警察では不審火と判断し、捜査を進めている。
■ソース
NSW records 1,218 new locally acquired COVID-19 cases, six deaths

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