VIC州首相「ワクチン分配で連邦はNSW州にえこひいき」

労働党3州と保守連合連邦との対立また噴き出す

 9月7日付ABC放送(電子版)は、VIC州政府の発表として、9月6日午後8時までの24時間に新たに246人がコロナウイルス陽性と判定されたと伝えている。

 また、ダニエル・アンドルーズVIC州首相が、「保守連合連邦政権は、ワクチンの分配でNSW州保守連合政府をえこひいきしている」と発言した。

 スコット・モリソン連邦政権は、コロナウイルス対策をめぐって州政府、特にVIC、QLD、WAなど労働党州政府との対立が続いており、州政府の不満となって何度も噴き出している。

 今回、アンドルーズVIC州首相は、「連邦政府がワクチンをNSW州により多く割り当て、同州がダッシュをかけているのに比べて、他の州は乏しい割当量でスプーン・レースのように慎重にゆっくりと走らざるを得ない状況だ」と連邦政府を批判したもの。

 アンドルーズVIC州首相は、これまで、泥合戦になることを避けてNSW州政府のコロナウイルス対応を批判せず、また、7月23日発言では大シドニー地域のアウトブレークに対応して追加量のワクチンをNSW州に配給することも支持していた。

 しかし、ABC放送は、「7.30」番組の分析で、この何か月かの間、かなりの量のワクチンがNSW州に多く割り当てられ、2021年後半に向けてはファイザー・ワクチンがNSW州に過剰に割り当てられていると伝えている。

 これに対して、ジョン・フレウェン中将率いるワクチン割り当て全国機関の「Operation COVID Shield」広報担当官は、「7月8月のNSW州でのアウトブレークへの対応として、同州内の260箇所のGPを動員し、ワクチンを割り当ててきた。しかし、それとバランスを取るため、9月13日より、VIC州を初めとする他の州にも追加量の割り当てを計画している」と発表している。

 9月7日、アンドルーズVIC州首相は、「NSW州のアウトブレークに対応してポーランドから輸入したファイザー・ワクチンをNSW州に特別割り当てることは支持するが、連邦政府は秘密の特別量をNSW州に割り当てている」と発言している。

 また、「私は、オーストラリア全土で接種を進める国家計画に署名したが、シドニーだけに接種を進める国家計画に署名したのではない。連邦政府は、VIC州に割り当てるべき量をシドニーのGPクリニック動員計画に流用してきた」と発言している。
■ソース
Victoria records 246 COVID cases as Daniel Andrews accuses Commonwealth of ‘unfair’ vaccine allocations

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