メルボルンの反ロックダウン・反ワクチン行動5日目

参加者200人以上が公衆衛生命令違反などで逮捕

 9月20日から始まったメルボルン市内での建設労働者や極右派、反ワクチン・反ロックダウン派らが混じった「抗議行動」は5日目に入り、人数は減っているが確信犯的な部分が残っており、9月24日もVIC州警察は200人以上を逮捕している。

 9月24日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 24日、メルボルン市インナー・ノースのノースコート・プラザ・ショッピング・センターの駐車場に60人ほどが集まっていたところに100人を超える機動隊が出動し、解散させたが群衆は近隣の公園に移動した。ここでは31人が逮捕されており、市内各所を警備する警察隊に「抗議行動」の参加者も次第に減ってきている。

 この日、市内公園での各小グループでの「抗議行動」を呼びかけるメッセージがあったが、すでに大勢を集めることはできなくなっており、メルボルン市内各所でバラバラに合計215人が公衆衛生命令で逮捕、罰金処分の手続きが進められており、少数が詐取、窃盗、違法薬物関係などの刑事犯罪で起訴される見通しになっている。

 公衆衛生命令違反者はいずれもロックダウン中の都心を訪れる正当な理由を示せず、移動命令に従わなかったものとされている。

 「抗議行動」参加者は、警官隊と衝突した他、取材陣に対する暴力行為、通行の車両に対する破壊行為、交通妨害などが目立っており、一方、警察側も取材陣に対する暴力行為や「抗議行動」と無関係の通りがかりの市民を逮捕するなどの行為が報道されている。メルボルン市内ではホームレスや難民認定申請者などメディケアを持たない人々にワクチン接種を行っている施設の職員が反ワクチン派の暴力を受けたため、数日の閉鎖を余儀なくされたという事件も起きている。

 「抗議行動」には政府のロックダウンや建設現場作業停止などの措置に反発する建設労働者に極右派や反ワクチン、反ロックダウン派が混じっているが、労組幹部も「一部の労組員の建設労働者で極右派などに同調する者もいる」と認めている。

 また、「抗議行動」参加者からコロナウイルス感染入院患者が出たことで、この「抗議行動」がスーパー・スプレッダーになることが懸念されている。24日には、フォリーVIC州保健相が、「コロナウイルスなど存在しない振りをして抗議行動に参加した挙げ句にコロナウイルスに感染して入院するのではまったく不毛なことをやっているとしか言いようがない」と評し、「抗議行動」でどれだけ患者が出るかは来週か再来週にならないと明らかにならないと語っている。
■ソース
More than 200 arrests made across Melbourne as police disperse anti-lockdown protesters

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