NSW州全域で州営鉄道ストライキ

9月28日午前9時から午後1時まで

 NSW州営鉄道職員は9月28日午前9時から午後1時までストライキを決行した。一部で代替バスが運行され、またコロナウイルス・パンデミックのさなかで人的移動も少なく影響は小さい模様。

 鉄道市電バス労働組合(RTBU)は、現在、州政府との労使交渉が停滞しており、27日に州郡部と都市部の鉄道網全体でストライキを決行すると発表していた。

 NSW州交通局のハワード・コリンズCEOは、パンデミック中も鉄道で通勤している社会的に必要不可欠な職種の労働者に対して、28日には公共交通機関を避けること、また公共交通機関は大幅な遅れが生じる可能性があると発表していた。

 また、RTBUのアレックス・クラーセンス書記長は、「これまで何週間にもわたってNSW州政府と賃金と職場の安全問題で交渉してきた。私達も労働争議に持ち込みたくなかったが、しかし、労働者や通勤客の安全が二の次になることを黙って見過ごすことはできないし、交通労働者が軽んじられるままにしておくこともできない。もう選択肢が残されていなかった」と語っている。

 巨額の予算をかけた新インターシティ列車編成の運行とそれが列車車掌の職種に及ぼす影響について州政府と労組は真っ正面から対立してきた。この新車両は2019年に運行を予定されていたが、プラットフォームの乗客の状況をCCTVカメラで運転士が確認することができるようになっており、従来の車掌の任務が一つ減っている。しかし、鉄道労働者は、列車が駅に入る時と出て行く時にプラットフォームの状況を監視する乗務員を省くことは運行の安全で大きな問題がある、と反対してきた

 RTBUでは、新車両のソフトウエアに手を加え、列車が駅に入る時と出る時には車掌室の扉を開けられるようにすべきだと主張している。

 また、労組側は3.5%の賃上げを要求しているのに対して、州政府側は初年度に0.3%、翌年度より2.5%の賃上げを提示しており、双方の歩み寄りはまだ見られない。

 このストライキで、ブルーマウンテン線、バサースト経由バス列車、中部海岸地域ニューカッスル線、南部海岸線、南部高原線、ハンター線、その他の郡部、都市部の列車運行が影響を受けた。

 鉄道利用者はパンデミック前に比べて80%減となっているが、毎日30万人前後が現在も鉄道を利用している。
■ソース
Entire NSW rail network to halt amid industrial dispute

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