NSW州に続いてVIC州もワクチン証明で規制緩和

専門家からは時期尚早と危ぶむ声も

 10月11日付ABC放送(電子版)は、VIC州でも14箇所の施設で試験的に「ワクチン・パスポート」制度が実施され始めたことを伝えている。

 施設利用者はスマート・フォンやタブレットにServices Victoria appをインストールし、施設入場時に2回のワクチンの接種証明を提示することになる。

 この試験実施の結果を基に間もなく「ワクチン経済」が発足することになる。

 VIC州では10月26日またはその前に目標の完全接種率70%が達成されると予想しており、ヘアドレッサー、レストランなどのビジネスは、2回のワクチン接種を済ませた完全接種者を対象に営業開始できることになる。

 その後、11月5日前後には完全接種率80%達成が予想されており、その時から、ナイトクラブ、ジム、小売店全店が完全接種者を対象に営業を開始できるようになる。

 11日からはVIC州政府が、「ワクチン接種を受け、再び経済活動に参加しよう」と接種キャンペーンを開始した。

 マーティン・フォリー保健相は、「VIC州市民は20か月もがんばってコロナウイルスと戦ってきたのだから、再び昔のように正常な社会経済活動を取り戻したいと感じているはず。外食、スポーツ、旅行、仕事、それに何よりも家族や友人達と心置きなく触れ合えるようになることを待ち望んでいたはず。そのためにはワクチン接種が必要になる」と語っている。

 3種類あるワクチンのいずれかの接種を受けると、接種に直接携わっているGPや薬局からAustralian Immunisation Register (AIR)に記録が登録される。接種から政府のAIRに記録され、MyGovなどを通してアクセスできる「接種履歴」に表示されるようになるまでに10日程度かかることもある。

 2回の接種が登録されれば、Services Victoria appからmyGovアカウントにログ・インし、さらにMedicareオンライン・アカウントにリンクしてコロナウイルス・ワクチン接種証明を閲覧できるようになる。最初にログ・インする際にログ・イン・コードやセキュリティの手続きが必要になるが、それが済めば、接種証明を閲覧し、さらにスマートフォンやタブレットなどの端末機器にPDFファイル形式でダウンロードすることもできる。ダウンロードしておけば施設入場時に即座に画面に表示させることができる。

 また、Medicareのない国内居住者には自動的に16桁のIndividual Healthcare Identifiers (IHI)番号が割り当てられる。また、DVなどで身許を隠したい人はIHIを仮名で登録することもできる。

 Service Victoria appで接種証明を利用するためには、10月11日にリリースされた最新バージョンをダウンロード、インストールしなければならない。
■ソース
Vaccine certificates explained: how to prove your vaccination status as Victoria prepares to reopen

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