気象庁、ラ・ニーニャ警報を発令

大陸東部は寒冷多雨気象条件に

 10月12日付ABC放送(電子版)は、気象庁(BoM)がラ・ニーニャ警報を発令したと伝えている。

 そのため、今週の間、大陸東部は暴風雨の条件が続くと予報されている。

 BoMは、今後何か月も多雨気候条件のラ・ニーニャが形成される可能性が70%程度に達すると予報している。

 ラ・ニーニャはオーストラリアでは大陸北部、東部で例年平均を上回る多雨気象条件をもたらす、西太平洋の海水温度条件を示しており、エル・ニーニョと逆の条件を指している。そのことから、今週は週末に向けて大陸南東部で大雨と暴風雨が予報されている。

 さらにBoMでは、ラ・ニーニャ注意報からラ・ニーニャ警報への格上げは、9月の間、東太平洋海域の海水温が下がり続けていたためと発表している。

 また、BoMがモニターしている7種の気候モデルのうち6モデルまでが、「オーストラリアは11月までにはラ・ニーニャ条件に入る」ことを示している。

 BoMのoperational climate servicesのアンドルー・ワトキンズ主任は、「今年中にラ・ニーニャ条件になっても弱いかまたは中程度の条件になると予想される。従って、2010年から2012年にかけてのような大規模な条件にはならないと予想される。今回は、大陸北部の雨季が例年より早く始まるものと理解される」と語っている。

 しかし、10月11日発表のBoMの異常気象予想では、今季には例年平均またはそれをやや上回る程度の熱帯性サイクロンのリスクと例年平均を上回る洪水のリスクを警告している。

 ワトキンズ博士は、「そのため、ラ・ニーニャが11月まで続けば収穫時期まで降雨条件が続くことになり、農家にとっては厳しいことになる。現在のところは農業は豊作になるよう願うしかない」と語っている。

 今週、すでに大陸中央部からQLD州の一部にかけての地域では大気圏の川が熱帯地域から大陸を縦断して各所に雨をもたらしており、11日にはアリス・スプリングスで雹が降り、QLD州西部バーズビル地区では12日午前9時までの24時間に23.4mmの降水量を記録、さらにマウント・グロリアス地区で75mm、ブリスベン市でも35mmの降水量があった。
■ソース
BOM declares La Nina alert as the east braces for storms this week

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