シドニー・インナーウェスト・ライトレール1年半運行停止か

全車両の床下部分に広範囲の亀裂、代替車両なし

 シドニー市内セントラル駅から旧貨物線を通ってダリッジ・ヒル駅に至るインナーウェスト・ライトレールは、つい最近、一部の車両の床下部分で亀裂が発見され、他の車両も点検したところ、12編成の車両すべてに同じ亀裂ができていた。そのため、設計不良ということですべての車両の修理作業をしなければならなくなっており、すべての作業が終わるまでに18か月かかると予想されている。

 11月5日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 インナーウェスト・ライトレール車両と、現在ランドウィックからサーキュラキーまでを結んでいるライトレール車両には互換性がなく、代用することができない。

 3日前に亀裂が発見された時には州運輸局では「1か月ほどの運行停止」で解決すると予想していた。11月5日、ロブ・ストークス運輸相は、「運輸局職員から、12編成のライトレール車両のボギー台車部分に設計不良があり、すべての修理を終えるまでに18か月かかりそうだ。その期間、ライトレールを運休することになると説明を受けた」と語っている。

 さらに、「これはあくまでも最悪シナリオだが、これと同じ設計のトラムはヨーロッパやアメリカ、さらにニューカッスルやキャンベラでも導入されており、世界中で何千台もの同型車両が運行している。この故障は設計不良と考えられるが、世界的な問題になるはずで、同型車量を導入している世界各国がインナーウェスト・ライトレールの成り行きに注目しているはずだ」と語っている。

 インナーウェストのトラムはスペイン・メーカーのCAFが製造しているが、シドニーの31億ドルをかけた東部ライトレールはフランスのAlstom社が製造した。

 このトラムは、10月28日の定期検査でボギー台車にかなりの規模の亀裂が発見されたことから12.8kmの路線全体が運休していた。
■ソース
Sydney’s inner west light rail line out of action for up to 18 months

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