VIC州、新たに827人が陽性、19人が死亡

最低1回の接種率90%目標間近

 VIC州では11月22日午後8時までの24時間に48,427人の検査が行われ、827人が国内感染のコロナウイルス陽性と判定された。また死者も19人と大きな数字になっている。

 一方、最低1回の接種率目標の90%にはまだわずかに及ばない。

 ダニエル・アンドルーVIC州首相は、「死亡した19人の方々には深く同情の意を伝えたい。19人のうち17人は2回の完全接種を受けていなかった。ワクチン接種の有効性についてこれ以上の歴然とした証拠を必要としないと思う。ワクチンは安全であり、無料だ。感染しても入院に至る可能性が断然低くなり、心理的な傷も肉体的な痛みも少なく、また家族の心痛も避けられる」と語っており、コロナウイルス蔓延に関しては新陽性者数も入院者数もかなり下がっているが、この2,3日平坦になっている。また、6月中旬以来のVIC州のデルタ株アウトブレークの死者は479人にのぼっている。

 VIC州保健省によると、現在、12歳以上のVIC州民の89.3%が完全接種済みだが、VIC州政府は先週に90%の完全接種率でロックダウンが避けられるようになるとしている。現実に90%近い完全接種率で毎日の新陽性者発生数が大きく下がってきており、さらに、現在の入院患者数は303人、うち44人がICUに収容され、うち23人が酸素吸入装置を着けている。

 10月中旬には1日に2,000人近くの新陽性者が出ていたが、現在では7日平均で1日あたり1,000人程度に落ち着いている。このことについて、メルボルン大学の世界保健問題部長のナンシー・バクスター氏は、「コロナウイルス規制を大幅に緩和したにもかかわらず新陽性者数が安定しているのは高い接種率と検査率が理由になっている。今も大勢の人が検査を受けに来ており、パンデミックを抑え込むために大勢の人々が献身している。このことがコロナウイルスを予想以上に力強く抑制する原因になっている」と語っている。

 さらに、「高接種率でウイルスから守られているのもいいことだが、これまでの社会的距離や手洗い励行、マスクなどの感染予防措置もおろそかにしない方がいい。現在は夏に向かい感染の機会も減るが、2022年の冬になる頃にはワクチンの効力も薄れ始めるため、ブースター接種が必要になる」と語っている。
■ソース
Victoria records 827 COVID-19 cases and 19 deaths, yet to hit 90 per cent vaccination target

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