「オーストラリアに帰るつもりはない」

メルボルンの学生、シリアのISILに参加

シリア領内のISIL、イスラム国では人質になっていた日本人2人が斬首され、また、捕虜になっていたヨルダン空軍機のパイロットも1月に檻の中で油を浴びせられた上に火をつけられて焼き殺されるなど、ISILの残虐行為が続き、ヨルダンも報復として死刑囚2人を処刑し、シリア領内のISIL訓練施設などを空爆したことが報道されている。

 また豪情報機関は100人前後のオーストラリア国籍者がシリアに潜入し、ISILに投じ、すでに20人以上が死亡したと発表している。オーストラリア政府は、国が戦乱地として指定した地域に正当な理由なく入った者が帰国時に逮捕・訴追される法律を通過させたが、現実には確信的なISILはイスラム国から帰るつもりがなく、ISILの現実にいやけを感じた離脱者だけが帰国して罪に問われることになるとの指摘も報道されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙が報道したところによると、メルボルン北郊ロックスバラ・パーク出身のスーハン・ラーマン(23)は、バングラデッシュ移民の電気技師の母親と農学者の父親を持ち、最近までRMITでビルディング・マネージメントを学んでいた。しかし、2014年9月には他の過激派とシリアに渡り、シドニー出身の過激派、モハメド・エロマーや自称ジハディスト、ハレド・シャルーフらと出会い、アブ・ジハドと名乗っている。

 同紙は、最近にラーマンが自分のフェースブックで、フランスのパリで起きたシャルリ・エブド編集部襲撃を賞賛し、オーストラリアでも同じように「流血の大惨事」を引き起こすよう呼びかけ、「平和的抗議などくそくらえ。若いオージーの血を流せ。シリアに来れなくとも屈辱に甘んじるな」などの煽動を続けている。
■ソース
Melbourne Islamic State recruit Suhan Rahman says he won’t return from Syria

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