コールズ・スーパーマーケット、「静かな時間」設ける

自閉症スペクトラム患者の神経的負担軽減

 ほとんどの人は、スーパーマーケットの喧噪、明るい照明、大音量のBGMなどには慣れているが、自閉症スペクトラム患者にとってはこれが耐えがたいほどの神経的な負担になる。コールズは、客のフィードバックに応え、自閉症スペクトラム・オーストラリア(Aspect)との協力でチェーン店68店で「クワイエット・アワー」として、自閉症スペクトラム患者がショッピングしやすい環境を整える取り組みを実施した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 コールズでは8月に試験実施して好評だったことから、照明を50%落とし、音響も止め、レジやスキャナーの音量も下げ、さらに場内アナウンスやトロリーを集めて移動する騒音も避けた。

 自閉症スペクトラム患者は、知覚情報を処理することに困難を感じ、音響、光、臭い、触感、味に圧倒されて混乱することがある。

 Aspectのリンジ・コイル氏は、「この店内改装は身体的知覚的な刺激を抑えるだけではなく、自閉症スペクトラム患者や家族が気分良く、暖かい環境で買い物できるようにすることを目標とした。100人に1人が自閉症スペクトラムであり、このような知覚刺激を抑えたショッピング環境をつくることでスペクトラムの子供から大人まで、また、その家族にとっても生活の質を大きく改善することができる」と語っている。

 このプログラムは、コールズ・チェーンのうち68店で毎週火曜日午前10時30分から11時30分まで実施するが、スペクトラム患者だけでなく、誰でもショッピングできる。

 同時に、Aspectでは店員教育訓練も引き受けた。
■ソース
‘Quiet hour’ launched in Coles supermarkets to help shoppers with autism

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日豪プレス 配布場所   日豪プレス 新刊発行    Oishii Japanese Restaurant Guide

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