マカダミア・ナッツの需要急増で価格が2倍に

健康食のメニューに仲間入りでコーヒー用ミルクに

 国際化した数少ないオーストラリア原産の食用植物、マカダミア・ナッツが健康食に加えられるようになり、特にコーヒー用のマカダミア・ナッツ・ミルクも人気上昇で農家の生産が需要急増に追いつかず、遂に価格がかつての2倍になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 マカダミアはNSW州北東部からQLD州南東部にかけての地域に自生していた植物で、プロテア科グレビリア亜科に分類する際に化学者で医学教官だったジョン・マカダムにちなんで名付けられた。

 豪マカダミア協会によると、ナッツの価格は10年前の$25/kgから現在の$50/kgへと2倍に跳ね上がっている。リン・ジールキ市場開発マネージャの説明によると、生産者価格が上昇していると同時に供給不足が原因しているとして、「マカダミア・ナッツは世界のナッツ生産総量のわずか1%から2%程度にしかならず、生産量が圧倒的に少ないことが大きい」と語っている。

 価格が2倍になっても需要は衰えることを知らず、今年の生産量は昨年の4,000トン弱をはるかに上回るものと予想されている。

 ジールキ・マネージャは、人気の秘密は長年続いている健康食ブームにあるとして、「消費者は乳酪製品に代わる植物性食品を求めている。昨年はオーストラリア市場にも様々なニッチ商品が現れたと思う。商品が増えれば需要もますます高まることと思う」と語っている。

 2019年秋の収穫時期も主産地の一つ、QLD州のバンダバーグで既に始まっており、今年の収穫見通しは上々とのことで、殻付きで53,500トン、2018年の収穫を上回ることが期待されている。

 ジールキ・マネージャはまた、「国内消費の25%ほどは加工食品の原料に充てられているが、理想を言えば35%から40%程度が加工食品原料になるべきで、これまでの研究調査でもそれは可能だとしている」と述べている。
■ソース
Macadamia nuts double in price as growers struggle to keep up with demand

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