オーストラリア、世界第二の武器輸入国に上昇

輸出国トップ10入り目標果たせず、第25位に

 オーストラリアは2018年に世界第2位の武器輸入国になった。前年には第4位だった。第1位は前年に引き続いてサウジ・アラビア。

 ABC放送(電子版)が、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の報告書として伝えた。

 また、豪政府はオーストラリアを世界のトップ10輸出国にしようと努めてきたが前年の第18位から第25位に下がっている。

 ちなみに、日本は武器輸入国ランキングで2017年の第21位から2018年に第11位に上昇しており、長年の武器禁輸政策で武器輸出国ランキングには名前を出していない。

 しかし、メリッサ・プライス防衛産業担当相はSIPRIの数字に疑義を呈し、「輸出目標に近づいている」と主張している。

 オーストラリアの武器輸入額ランキングがこのように跳ね上がった背後には統合打撃戦闘機F-35のような高額軍用機購入や次期潜水艦隊建造にフランス企業を指名したことなどが挙げられる。

 2018年、マルコム・タンブル前保守連合政権は、オーストラリアの武器輸出額を世界トップ10に押し上げる計画を打ち上げ、製品を海外に輸出しようとする防衛企業には新規ローン制度も設立した。

 クリストファー・パイン前防衛産業担当相は、「当政府の投資活動で今後9年のうちにオーストラリアは武器輸出で世界トップ10に食い込むだろう」と予想していた。

 しかし、国内有数の防衛アナリスト、アンドリュー・デイビーズ氏は、「驚くに当たらない。武器輸出国トップ10に食い込むというのは容易なことではない。オーストラリアがトップ10に入る可能性はまずないと見ている。全体が拡大しているからオーストラリアが武器輸出を増やしてもランキングで上昇するとは限らない」と語っている。
■ソース
Australia now world’s second biggest weapons importer behind only Saudi Arabia: analysts

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