バージン・オーストラリア社、羽田空港路線計画

羽田空港着陸権、カンタス社と競って確保

 東京羽田空港の貴重な発着枠2枠がオーストラリアの航空会社に提供されており、バージン・オーストラリア社とカンタス社が競って申請していたが、発着枠2枠とも申請していたカンタス社に対し、1枠だけを申請していたバージン・オーストラリア社が申請の1枠を確保した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 この着陸スロット確保でバージン・オーストラリア社が初めて日本への国際路線を開業する見通しが高まった。

 10月21日、オーストラリアの国際航空サービス委員会(IASC)は、暫定的決定として両社に各1枠ずつ与え、同時に、「この路線にバージン社が参入することは消費者にとって申し分ないことだ。これまで日本路線を飛ばしたことのないバージン社が参入することで他の航空会社も競争するようになり、ひいてはサービスや航空料金の競争が高まることと思う」と発表している。

 また、バージン社の広報担当者は、「この発着枠を利用し、7月東京オリンピックに先立って、3月29日からA330-200をブリスベンから飛ばすつもりだ。日本の乗客にバージン社のお買い得な料金体制とサービスを提供できるようになることは非常に喜ばしい」と語っている。

 カンタス社はシドニー・羽田路線を持っているが、メルボルン、ブリスベンからの路線は成田空港を使っており、羽田空港に比べて東京都心から離れているという欠点がある。そのため、カンタス社は羽田の2つの枠を確保できればメルボルン・成田路線を羽田に変更し、シドニー・羽田路線の便数を増やすつもりだった。

 バージン社は全日空(ANA)と提携調印を済ませており、両国間と接続国内線でコード・シェアする予定になっている。

 一方、カンタス社と同社の低料金航空会社ジェットスター社は日航(JAL)と提携して両国間のビンの91%、キャパシティも90%を握っている。
■ソース
Virgin Australia set for Tokyo in win over Qantas

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