シドニー西部地域の鉄道混雑1年間でさらに悪化

朝のピーク時間帯150%の乗車率

 シドニー西部地域幹線鉄道は、この1年で朝のピーク時間帯の乗車率が150%に達しており、かなり悪化しているため、基本的に何年も変わっていないネットワークに大規模な投資が必要だということを裏書きしている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 州運輸局の資料によると、週日の午前8時から9時までのピークの1時間は、シドニー都市圏西部から都心に来る通勤通学客で乗客をこれ以上乗せることのできない列車も現れてきている。

 もっとも輸送客の多いのはT1西部線で2019年3月の平均乗車率は150%だったが、1年前には139%だった。

 しかも、鉄道乗客の増加が緩和されるのは10年先の話で、シドニーのセントラル駅からパラマッタ駅までの区間に200億ドルをかけたメトロ線が開通し、これまでのヘビー・レールとは変わってシングル・デッキの列車が走るのを待たなければならない。

 また、朝のピーク時にはT8空港線、T4イラワラ線も混雑が悪化しており、3月の乗車率は148%だったが、1年前には135%だった。これはグリーン・スクエア駅、マスコット駅の開業に伴うものと考えられている。

 シドニー鉄道局では、135%の乗車率になると乗客は混雑を感じ始めるとしているが、車両の最大乗車率は180%と定義されている。

 T1西部線の場合、2018年3月と2019年3月の週日朝のピーク時の平均乗客数は9%近く増えて20,731人に達している。

 政府は、「西部線の乗客増加がパラマッタ・シティ間のメトロ・ウェスト線建設の理由だ」と発表しているが、Institute for Sustainable Futuresの運輸データ・アナリストは、「メトロ線が開通しても通勤客は増え続けるため、この線は巨額の投資を必要としている」と語っている。
■ソース
Crowding on trains along Sydney’s western rail spine worsens

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