カンタス航空、エアバス、ボーイングの提示価格を拒否

シドニー・ニューヨーク直行便用超長距離型機種

 カンタス社は、シドニー、メルボルンとニューヨーク、ロンドンとの間の直行便に必要な超長距離型機種の選定について、エアバス社とボーイング社の提示した価格を拒否した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 拒否理由として、カンタス社は、「この路線の採算性を実現するためには機体価格を下げてもらわなければならない」としている。

 同社は、「プロジェクト・サンライズ」と名付けられた、民間航空としては世界最長距離となる路線を発足させるかどうか、また、そのためにボーイング777-8X型機またはA350-100ULR型機の購入を検討するかどうかを2019年末までに決めたい」と発表していた。

 エアバス、ボーイング両社は、2019年8月にカンタス社に対して、「ベストにして最終的なオファー」を手渡していたが、カンタス社は、「トゥールーズとシカゴの両社にオファー内容を再検討するよう求める返事を送った」と発表している。

 カンタス・インターナショナルのティノ・ラ・スピナCEOは、「両社に対して、まだギャップがある。ついては提示内容をもう一度よく検討してもらいたいと書き送った。当社としては両社からどのような返事が返ってくるか心待ちにしている」と語っている。

 ラ・スピナCEOは、「両飛行機メーカーに対して、価格だけでなく、もしもの場合の保証やその条件などもよく検討してもらいたい。この機体は今後20年間のフリートになるのであり、将来的に万が一の事態にも備えた条件が必要だ」と述べている。

 カンタス社では「サンライズ」計画を2023年から実施したいとしているが、アラン・ジョイスCEOは、「採算性が見込めなければ計画を中止してもいい」と語っている。
■ソース
Qantas rejects Airbus and Boeing offers for non-stop New York jets

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