クリスマス・シーズン・ディナー恒例のエビが高騰

NSW州北部海岸地域の旱魃の影響

 NSW州北部海岸からQLD州にかけての地域のエビの水揚げは、クリスマス・シーズンに恒例のシーフードとして出荷されており、シドニー・フィッシュ・マーケットでもこの時期には何百トンものエビが取引される。しかし、今年はNSW州北部も旱魃の影響を受けており、フィッシュ・マーケットのエビの価格も高騰している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 州中北部海岸および北部海岸の漁業組合によると、今年の少雨でエビの資源量が大きく影響を受けている。そればかりでなく、水産専門家は、河川からの流出量が減っているため、沿岸部の塩分濃度が高まり、食用魚介類の資源量も打撃を受けていると語っている。

 そのため、出荷の出足は遅く、価格も例年より高くなっているが、漁業組合ではクリスマス・シーズンの需要は満たせるとしている。

 Professional Fishermen’s Associationのトリシア・ビーティCEOは、「陸で旱魃があれば海でも旱魃になるというのはよく知られた事実だ」と語っている。

 Clarence River Fisherman’s Co-operativeのダニエル・アダムズ・ジェネラル・マネージャは、「水揚げは水物。毎年変動している。それでも今年は少し動きが少ない。例年もっと水揚げは大きいものだが、かといってクリスマス時期にまったく売る物がないというわけではない」と語っている。

 第一次産業省の広報担当官も同じようなことを語っており、「旱魃が水産資源水揚げ量に関わってくるのはその通りだ。特に養殖の場合には淡水の供給に頼っていると言うこともある。また、塩分濃度が変化する結果、魚介類の分布が変わり、収穫量にも大きく関わっている」と語っている。
■ソース
Christmas prawn prices on the rise as drought hits supply on New South Wales north coast

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