シドニー・フェリー運行時刻表大幅改定

住民の間に広がる「不便化」の不安感

 シドニー・フェリーはフェリー運行の抜本的な改定を計画しており、住民の間には通勤時間が伸びるのではないかとの不安が高まっている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 シドニー・フェリーは、2021年にタロンガ動物園線とモスマン・ベイ線を合併し、単一路線にする計画であり、沿線住民の間には、路線の寄港埠頭が増えることで通勤時間が伸びるのではないかとの不安が生まれている。

 シドニー・フェリーは民営化の結果、フランス企業のTransdev社が経営しており、同社はパラマッタ川を遡る線もすべてこれまでのサーキュラキー終始発を変更し、再開発地区のバランガルー終始発への路線変更を申請している。

 そのため、バルメイン・イースト埠頭周辺の住民は、パラマッタ川線を利用する通勤客がサーキュラキー行きややロワー・ノース・ショアの埠頭行きに乗り換える混雑する埠頭になるのではないかと懸念している。

 最大の変更は、F2タロンガ動物園線とF6モスマン・ベイ線の合併で、変更されると午前中はサーキュラキー、タロンガ動物園、モスマン・ベイが反時計回りで運行し、午後1時からは時計回りで運行するようになる。

 Transdev社は、合併することでピーク時間帯もオフピーク時間帯も乗船客の要求にあった頻繁なサービスが可能になると主張している。

 しかし、モスマンとノース・シドニーのカウンシル市長は、モスマン・ベイからサーキュラキーまで乗る乗船客はタロンガ動物園回りになることで通勤所要時間が伸びることに対してTransdev社はどう対処するつもりなのか?」と問題にしている。

 フェリー、バスの民営化には市民の間に不満があり、民営化を進めてきた保守連合政府に対する不満が再燃する可能性もある。
■ソース
Fears ferry shake-up will lead to longer journeys for commuters

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