「女性客に不快感を与える行為は許さない」

シドニー紀伊國屋、出会い系ナンパ指南を締め出し

 シドニー最大の書店、紀伊國屋書店が、「店内で女性客に言い寄るナンパ師訓練をしている出会い系企業がある。当店は女性客に安心して本を探してもらえるように心がけており、女性客に不快感を与える行為は許さない」と声明を出し、セキュリティもナンパ行為を厳重に監視し、また、利用客にも「不愉快な行為に気づけば店員に通報してもらいたい」と呼びかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 シドニー紀伊國屋はジョージ・ストリートとパーク・ストリートとの交差点にあり、店内は広く、日本書店としてよりもオーストラリアの書店として来店客は多い。それを利用して出会い斡旋企業が男性契約者にナンパのテクニックを訓練しているとされている。

 店側ではこれまでに女性客からしつこくつきまとわれ、話しかけられるなどの苦情を数多く受け取っており、そのような企業に対して対処せざるを得なくなったと発表している。

 紀伊國屋側がこのような動きを調査した結果、「ある会社が当書店を利用し、男性契約者にナンパの経験を積ませ、ナンパ戦術を磨かせていることが判明した。企業がそのような活動に当書店を利用しないように求める」としている。

 ABC放送のインタビューに対して、カワイユウスケ店長は、「店がそのような活動に利用されることに困っている。来店客もそのような活動を快く思っていない。苦情を受けて店員が見張っていたところ、そのような活動を目撃した」と語り、同書店フェースブック上で他の類似企業に対しても警告し、客を不愉快にさせるような行為に対して監視を強めるとしている。

 また、カワイ氏は、「書店というところは本を探しに来た客同士で意見を交わすことがあっていいところだと考えているが、客を不愉快にさせるナンパの活動が目立てば、善意の客同士も話がしづらくなるのではないかと気づかっている」と語っている。
■ソース
Sydney bookshop Kinokuniya bars dating company using ‘pick-up’ techniques on female customers

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