オパール・ネットワークの不調で乗客に過大請求

わずか四半期で総額$266,000を利用者に返済

 2月10日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、シドニー公共交通機関がオパール・カード・システムの不調のため、わずか四半期の間に総額$266,000を過大請求していたことを報道している。

 この過大請求は、オパール・カードの代わりにクレジット・カードやスマートフォンを使った場合に起きており、新式のコンタクトレス料金徴収システムに不調があり、2019年第四四半期の公共交通機関利用者にこの莫大な過大請求額を返金しなければならなくなっている。

 何千件にものぼるこの誇大請求について、NSW州運輸局は、技術提携企業のささいな技術的問題に帰しており、不調は既に完全に訂正されたとしている。

 また、NSW州政府運輸省は、「この過大請求は、同四半期のコンタクトレス料金徴収システムで徴収した$46,000,000の0.6%にしかならないごく小さな問題だ」としている。

 不調が起きたのは、オパール・カードの代わりにスマートフォン、クレジット・カードまたはデビット・カードをオパール・システムでタップした場合に起きており、このスマートフォン、クレジット・カード、デビット・カードを含めたシステムは2018年末から徐々に進められてきており、2019年9月に全面的に利用可能になっていたが、その後四半期にわたって技術的な問題があったことを示している。

 また、NSW州運輸局の広報担当官は、「利用者が所持する財布の中の複数のクレジット・カードを改札機が間違って同時にスキャンしてしまう場合に起きている。利用者は、カードでタップ・オン、タップ・オフする際に自分の使いたいカードを他のカードから離しておくようお願いする。ごくまれにシステムが誤動作し、オパール・ネットワークにそのまま送られてしまうことで起きる。現在、過大請求分の返金手続きを進めている」と語っている。

 しかし、$300を過大請求され、未だに返金を受けていない利用者もおり、この問題の苦情を載せるオンライン・フォーラムもできている。
■ソース
Sydney commuters overcharged hundreds of thousands in Opal network bungle

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