シドニー・メトロ旧工事地下鉄区間で大量漏水

地上の豪雨で排水ポンプも間に合わない勢い

 シドニーのメトロでもっとも古いトンネル区間の数百メートルが地上に降った雨が地下に漏れてくるためプラットフォームの高さまで浸水しており、排水ポンプも間に合わない量の地上からの漏水で運行中止になっている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ノース・ライド駅とチャツウッド駅の間の区間は開通以来10年を過ぎているが、新鉄道のメトロ工事が始まり、メトロ用に手直しを受けた。そのため、15kmのメトロ新トンネル区間は地下水の漏洩を防ぐため防水ガスケットを備えているが、古いトンネルはしみ出してくる水を汲み出すポンプに頼っている。

 ポンプが故障したわけではなく、この週末の豪雨で地上に降った雨水が余りにも多量に地下に浸透して来るため、フル回転でも排水しても追いつかない状態になっている。

 NSW州運輸局は、「過去にもトンネルが浸水したことがあり、古い鉄道の運行が遅れたことがある。また、そのトンネル区間にはさらにポンプが導入されており、1日に100万リットル以上の水が汲み出されている。

 この浸水のため、週末以来メトロのチャツウッド駅とマコーリー・パーク駅の間の区間はバスが振替輸送しており、エンジニアや技術者が昼夜を分かたず一刻も早い排水に努めていて、数日で鉄道運行も復旧すると見られているが、運転再開の公式発表は未だない。

 週末の豪雨でシドニーの公共交通機関が混乱しており、2月9日午後にはブルーマウンテンのリューラ付近で小規模な土砂崩れが起き、州営鉄道のブルーマウンテン線が不通になっている。

 その他の線でも中部海岸線、ニューカッスル線に損害が出ており、シドニー北部で運行に遅れが出ている。

 また、シドニー地域各地で道路通行止めが出ており、ノース・パラマッタではノース・ロックス・ロード、ウィンザー、ヤラマンディ橋が影響を受けている。

 また、シドニーのインナー・ウェストでもライト・レールが浸水したところがあり、不通になっている。
■ソース
Millions of litres of water flood Sydney’s Metro tunnels

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