カンタス航空、今後6か月のキャパシティ削減を発表

コロナウイルス不安、一部路線の飛行ルートも変更

 カンタス航空は、コロナウイルス不安で乗客が減っていることから、需要の低い路線を対象にキャパシティを今後6ヶ月間、25%近くまで削減する計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同社は、「残念ながら航空輸送にかなりの規模の需要減が起きている。便数を減らす他、飛行機も小さな機体を飛ばす」と発表している。

 同社は所有するA380のうち8機を休ませることになっており、2機は現在定期メンテナンスのため格納庫に入っているため、残る2機のみが飛び続けることになる。

 また、同社のロンドン路線も従来のシンガポール経由からパース経由にルート変更する。

 同社の声明は、「コロナウイルスがこの2週間でヨーロッパ、北米にも広がっており、また、アジア地域でも衰える気配がない。需要減がもっとも大きいのはアジア地域では需要が昨年同期比較で30%も落ち込んでいる」としている。

 カンタス系列の低料金航空会社ジェットスターでも国際線はバンコック路線の運航を停止し、ベトナムと日本への路線も便数を半分近く減らしている。

 カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは、「この2週間の間に国際線予約が激減している」として、今後の展開次第でさらに便数を減らさなければならない可能性を警告している。

 また、便数削減に加え、カンタス航空会長は報酬を返上し、グループCEOも今年度中は給料を返上することになっている。

 現在、オーストラリアのコロナウイルス患者は100人近くになり、そのうち半数前後がNSW州に集中している。
■ソース
Coronavirus fears prompt Qantas to slash services over next six months

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