ウールワース、高齢者、障害者オンリーの営業時間

パニック・ショッピングで弱者が生活必需品に困難

 コロナウイルスにおびえる市民がスーパーマーケットなどでパニック・ショッピングに走っており、1973年の石油危機時のようなトイレット・ペーパー買いだめ現象が起きている。政府、複占スーパーマーケットのウールワースやコールズ、製紙企業は「商品は十分にある」とパニック鎮静に努めているがパニック状態になっている市民の耳には届かない。今ではパスタや小麦粉、冷凍食品などの棚も空っぽになっている店が多い。

 体力のある者は山ほどの買い物をして帰るが、高齢者や障害者はわずかな生活必需品も買えない危機にある。

 3月16日、ウールワースは、17日より少なくとも20日までの間、午前8時の開店時間を1時間早め、午前7時から8時までの1時間をシニアーズ・カードや障害者カード所持者などの弱者に開放する措置を始める。また、商品配達サービスを当分停止すると発表した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 また、VIC州のアルトナの独立系スーパーマーケットのIGAも17日から4月7日まで朝の特定時間帯を高齢者のみに開放すると発表している。

 ウールワースではカード提示を求めるがあくまでもこの措置を利用して抜け駆けする買い物客を締め出すためで、カードを持っていなくてもハンディキャップがあると判断すれば入店してもらうと発表している。

 また、VIC州のウールワースは一部を除いて商品宅配も当面停止する、予約した料金を返金する、また、一日も早く再開できるよう望んでいると発表した。

 ウールワースでは、「商品再補充に全力を挙げているが、当面は体力のない弱者が必需品に困ることがないようにしたい。これまでも高齢者の買い物客が店に来て、必要な物が売り切れているとがっかりして帰られるのを見てきた。この措置でその人達が静かな店内で買い物ができるよう望んでいる」と発表している。

 また、ウールワースはミールズ・オン・ホイールズのチャリティ・サービスと協力し、買い物にも出られない高齢者にトイレット・ペーパーを配達するサービスも始めた。

 また、コールズも同様の高齢者、障害者向けのサービスを始める。ただし、時間は午前8時から9時まで。
■ソース
Elderly and disabled to get dedicated shopping hours at Woolworths, online delivery suspended
Coronavirus sees Woolworths, Coles combat panic-buying with special hours for seniors, people with disabilities

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