バージン、カンタス両社の基幹国内線運航補助金

コロナウイルス蔓延で航空旅客需要激減の中

 4月16日、連邦政府は、バージン・オーストラリア社とカンタス社が基幹国内路線運航を維持するための資金を提供することを発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 コロナウイルス蔓延で航空会社はどこも旅客需要が激減しており、社員の一時帰休や路線運休で対応しているが、すでに経営の危地に立たされている。

 連邦政府は、今後8週間の間、両航空会社の各州都間路線と地域中心都市12箇所の間の路線運行の経費を保証するとしている。

 先週、バージン・オーストラリア社は唯一残っていたシドニー・メルボルン間の路線の運休を発表していたが、声明を発表し、「連邦政府の要請で国内路線の運航復活に応じる。パイロット、客室乗務員、地上勤務員など200人を職場復帰させ、今後8週間、路線を運航する」と述べている。

 また、シドニー、メルボルン、ブリスベン、キャンベラ、アデレード、パースを出発地とする往復路線を運航する。また、これまでにキャンセルされたフライトを再予約したい旅客は、オンラインでTravel Bankのクレジットを使って再予約するよう呼びかけている。

 マイケル・マコーマック連邦副首相兼運輸相は、「この措置は8週間後に見直すことになる。国民は必要がない限り自宅で過ごすように指示されており、そのため、政府としては第一線の医療従事者や国防軍将兵など社会的に重要な役割を担っている人々には妥当な料金の旅客輸送を確保し、また、重要な医薬や個人用保護具など重要な貨物の移動を援助するためにこの措置を取っている」と語っている。

 連邦政府は、国内とロサンジェルス、ロンドン、香港、オークランドとの間の国際航空路線の運航継続のために両社に資金援助をしており、さらに1億6,500万ドルの国内線資金援助をすることになった。
■ソース
Virgin Australia, Qantas receive government backing for domestic flights as coronavirus continues to hit aviation sector

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