旅行業界グループ「豪NZ国境再開は9月頃」

「トランスタズマン・バブル」交通回復に期待

 国内旅行業界グループが、「トランスタズマン・バブル」国境閉鎖解除は9月頃と予想している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 タスマン海を挟んだオーストラリアとニュージーランド(NZ)はいずれもコロナウイルス発生初期に国境を閉鎖することで大規模な蔓延を防ぐことに成功しており、両国首班の間で今年中に両国の間でだけ国境閉鎖を解除することが話し合われている。

 旅行業界グループは、タスマン海を挟んで世界的な蔓延を免れている両国の「トランスタズマン・バブル」内での旅行規制解除に向けて働きかけており、6月初めにも両国政府に旅行解禁計画案を提言し、早ければ9月に両国間の空路再開を果たしたいとしている。

 これまでも両国政府は、このままコロナウイルス感染率を引き下げることができれば、両国国民が14日間の隔離制限なしに行き来できるようにする可能性を話し合ってきた。5月27日、ジャシンダ・アーダーンNZ首相は、「26日にスコット・モリソン豪首相と話し合い、両国間国境再開に乗り気で早く実現させたいと言っていた。長くはかからないと思う」と語っている。

 両国の40を越える空港、航空会社、保健専門家、政府当局者で構成される「Trans-Tasman Safe Border Group」がこの2週間の間、両国間航空路再開の計画を話し合ってきており、6月早々に両政府に計画を提出することになっている。

 この計画の中には、搭乗前の乗客の健康条件規則、機内乗客乗員保護、空港内の乗客移動経路、乗客が降機した後の感染者接触追跡手段などが盛り込まれている。

 コロナウイルス大発生前にはNZはオーストラリア最大の海外旅行先になっており、2019年には全体の40%にあたる150万人がオーストラリア人で占められていた。

 また、国別のオーストラリア入国者数では全体の15%、140万人がNZ人だった。
■ソース
Travel group says Australia-New Zealand bubble could open in September

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