「NZとオーストラリアの国境再開遅れは豪の問題」

NZ外相が豪国内のコロナウイルス州境閉鎖に言及

 ニュージーランド(NZ)政府のウィンストン・ピーターズ副首相兼外相は、「NZとオーストラリアの間に限定する国境再開はオーストラリア国内のコロナウイルス州境閉鎖で予定が遅れている。むしろ、対応の遅れている州を残して再開すべきだ」と発言している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリア国内ではサイモン・バーミンガム観光担当相がピーターズ発言を支持しており、スコット・モリソン連邦首相も「各州は7月までには州境閉鎖を解除するように」と要請している。

 ピーターズ外相は、「オーストラリア国内の対応の遅い州のために両国間の国境封鎖解除が遅らされるのは望ましくない。学校の冬休みまでに両国間の渡航禁止解除を決めるべきだ」と語っている。

 いくつかの州はすでに州境閉鎖を緩和し、旅行者の往来を歓迎しているが、QLD州とWA州は以前として州外からの無用の旅行者の立ち入りを禁止しており、その問題がタスマン海を挟んだ2つの国の間の観光渡航を再開する計画を阻害している。

 そのため、バーミンガム大臣は、「個別州の州境閉鎖いかんに関わらず、連邦としては両国間の相互渡航はすでに用意ができている。ただし、いくつかの州では州境外からの旅行者に一定の隔離措置を残している」と語っている。

 さらに、「従って、旅行者、航空会社などいわば市場力がどの州都にフライトを再開するかということになるだけだ」とも語っている。

 また、「州境閉鎖が長引けば長引くほど、州経済、州実業界、州雇用の傷が深まるだけだ」と結んでいる。

 チャネル・ナインのインタビューに答えたピーターズNZ副首相兼外相は、「NZは、ロックダウンに入る前にロックダウンから抜け出る道筋や、NZとオーストラリアがコロナウイルス対策に成功した暁には両国が世界の他の地域から隔離して、いわばバブルの中で関係を強化することも話していた。しかし、今、オーストラリアの連邦制度のために行き詰まっている」と語っている。

 NZでは、コロナウイルスを完全に駆逐したとして、すでに国内のすべての社会規制を撤廃している。
■ソース
NZ travel bubble being delayed by Australian states’ coronavirus border closures, Winston Peters says

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