「公務員賃上げ延期で州財政節約にはならず」

パラシェイQLD州首相が明らかにする

 6月16日、QLD州のアナスタシア・パラシェイ州首相は、「公務員賃金2年間凍結後に賃上げする計画は長期的には州財政の節約にならない」ことを明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 パラシェイ州首相は3か月以上前に7月1日実施として公務員の賃上げを凍結すると発表していた。しかし、パラシェイ州労働党は、コロナウイルス蔓延のための特別措置としている緊縮財政に不満な複数の労組との合意にこぎ着けることができないままになっている。

 6月16日付で州政府は、公務員賃上げを一時的に停止する法案を議会に提出したが、同時にパラシェイ州首相は、「賃上げ停止分は将来に補償する。一時的措置として公務員賃金を凍結することに努力している。長期的には財政節約にはならないが、州民の雇用を回復するため、州財政は今年度に資金が必要であり、そのために公務員賃金凍結しなければならない次年度が終わるまで2.5%の賃上げを延期することで州財政に5億ドルのゆとりができる。その後、2022暦年には賃上げ延期の補償として2倍の賃上げ率を採用する」と発表している。

 労働組合はほとんどがこの取り決めを了承しており、組合員には、これは賃上げ延期であり、凍結ではないと説明している。

 これに対して、自由国民党のティム・マンダー影の財相は、「この措置は混乱を招くだけだ。最初は賃金凍結と言っていたが今は延期だ。まったく混乱している」と批判している。

 パラシェイ州首相は、州営企業の役員、職員の賞与を停止すると発表している。
■ソース
Public servant ‘pay freeze’ won’t save Queensland Government any money

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る