「国民全員に投与する量を生産する能力がある」

連邦、国内バイオテック企業のワクチン事業に自信

 グレッグ・ハント連邦保健相の広報担当官は、「オーストラリアの大手バイオテック企業、CSLがワクチン開発に成功するか、あるいは外国で開発されたワクチンをライセンス生産することになれば、オーストラリア国民全員に投与する量を生産する能力には自信がある」と語っている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ハント保健相は、「連邦政府は、コロナウイルス・ワクチンの国内供給量を確保するため、いくつかの医薬企業と協議している」と語った。

 いくつかの国で政府が医薬企業と契約を結び、開発途中のワクチンについて国民全員に行き渡る量を青田買いする動きが出ている。

 オーストラリアのファイザー社広報担当者は、「当社は豪政府と密接な協力関係を結び、世界的なワクチン開発で国内供給量確保を考える」としており、「当社の目標は、迅速なワクチン展開を図り、ワクチン必要量を確保し、ワクチンを必要とする人々にはいふできるようにすることだ」と語っている。

 オーストラリア国内でもコロナウイルス・ワクチン候補の開発が進められており、QLD大学のワクチン開発は成功すればCSL社が国内生産を引き受ける契約も進んでいる。

 CSL社の広報担当者は、「当社は自社の技術と能力を活用し、ワクチン候補開発の支援に全力を挙げている。QLD大学のワクチン開発事業だけでなく、現在開発中の他のワクチンについても完成すれば生産を支援することを考えており、いつでも協議に応じる用意をしている」と語っている。

 国内よりも先に海外でワクチン開発が成功した場合、開発に成功したワクチン開発機関とワクチン輸入契約を結ぶか、国内でライセンス生産する契約を成立させなければならない。ハント保健相の広報担当官は、「政府は、有力なコロナウイルス・ワクチン開発機関と交渉を進めており、購入、供給、海外製造契約などの交渉を行う」としている。
■ソース
Government confident CSL can produce enough vaccine for entire population

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