NSW州、コロナウイルス新陽性者17人記録

州首相、社会正常化に向けて大規模イベント期待

 9月2日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、州社会がコロナウイルス・パンデミックから脱出し、正常化に向かう方向で大規模なイベントを期待していると語った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、ケリー・チャント主席医務官は、新たに17人がコロナウイルス陽性と判定されたと発表している。1人はホテル隔離中の海外帰国者で、1人はまだ感染源が判明していない。8人は8月から広がり始めたシドニー都心部を通じて広がったクラスター、6人はシドニー都市圏西部グレイステインズのセント・ポールズ・カソリック・カレッジのクラスター関連となっている。また、1人はリバプール病院の感染者発生に関連している。

 そのため、シドニー都心部クラスターは合計49人にのぼっており、一方、セント・ポールズ・クラスターは10人になっている。

 チャント主席医務官は、「都心部クラスターはタターソルズ・クラブ・ジムから発生したのではないが、そのジムを通じて広がったと考えられる。一部のメンバーは規制を無視しており、接触追跡は困難になっている。ジムのメンバーには入場時にカードをスワイプしない者もおり、また、大勢で入ってきて、おそらく他人のカードでサイン・インしていると思われる者もいる」と語った。

 ベレジクリアン州首相は、「州全域で大規模イベントを開催するためには各機関が協力し合わなければならない。衛生問題だけでなく警察などの協力も必要になるため、副首相と財務省に州緊急センターと協議するよう依頼した」と語っている。

 ベレジクリアン州首相は、「シドニー最大の年中行事である大晦日花火大会を是非とも決行したい。これまで開催してきたイベントをできる範囲で今年も開催すべきだと思う。多くの人にとって大晦日花火大会は希望の象徴になっている」と語った。

 しかし、ジョン・バリラロ州副首相は、「タムワース・カントリー・ミュージック・フェスティバルのように、郡部の大規模観光イベントが中止になるのなら、シドニーの大晦日花火大会のような大規模なイベントも中止すべきだ」と発言している。

 さらに、ベレジクリアン州首相は、「規制緩和に向けてコロナウイルス感染を防ぐためにはマスク着用が重要になる。マスク着用は自分一人のためだけでなく、周囲の人すべてのためだ。9月4日からVIC州との州境規制も緩和される予定であり、人車の交通が以前のように盛んになれば感染リスクもまた大きくなる。人の集まるところ、特に屋内環境ではマスク着用は欠かせない」と発言している。
■ソース
NSW coronavirus 17 new cases, Gladys Berejiklian targets major events

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