「何百人もが感染していた可能性もある」

バルメインのパブ、規制違反で初の「営業停止」

 シドニー・インナー・ウェストのパブがコロナウイルス規制に何度も違反したため、酒類賭博競馬局が営業停止を命じた。NSW州でこの措置を受けるのは初めてのケース。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 バルメインのユニティ・ホール・ホテル(UHH)は、規制違反の罰金通告を受けた翌日に2つのバースデー・パーティの予約を受け付けており、COVIDSafe計画に従わなかったとして、1週間の営業停止処分を受けた。

 酒類賭博競馬局職員が同ホテルのCCTVビデオを点検し、バースデー・パーティの一つで参加者が踊ったり、身を寄せ合って誕生日祝いをしているのを確認したため、同ホテルに対して1万ドルの罰金を通告した。

 後に、同ホテルのフェースブックにUHH名の謝罪広告が掲載され、「当ホテルは規則が変わったことを全面的に認識していなかった。保健当局が課しているホテルの基準は非常に高い水準だが、このウイルス蔓延の影響は決して甘いものではないが、今になってウイルスの深刻さを認識し、軽々しく考えてはならないことを今になって認識した」と述べている。

 さらに、「違反があって以後、COVIDSafeに規定された以上の数々の措置を実施してきた。来週水曜日の営業再開を心待ちにしている」と述べている。

 NSW州政府のビクター・ドミネロ・カスタマー・サービス担当大臣は、「ビジネスに営業停止を命令することは決して気持ちのいいものではないが、社会にウイルス感染の危険を引き起こすようなら躊躇しない」と語っている。

 UHHは8月に公衆衛生命令違反で$5,000の罰金を言い渡されていたが、酒類賭博競馬局検査官が訪問した際に、客が社会的距離を守っておらず、また店の安全計画もすでに古いもので、来店客名簿も規則通りではなかった。
 グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「店が違反を繰り返していたことは残念なことだ。大多数の人々や店は規則を守っている。問題の店は営業停止命令を受けるまでに3度違反を重ねている。もし、感染者が1人店を訪れて酒を飲んでいれば何百人もの人が感染する可能性があった。非常に大きな問題だった」と語っている。

 豪医師会のダニエル・マクマレンNSW州会長は、「人々はなんとか正常な日常生活を取り戻そうとしているが、まだ、正常には戻っていない。まだしばらく時間がかかるのだからコロナウイルスと付き合っていくことを考えなければならない」と語っている。
■ソース
‘Hundreds could have been infected’: Sydney pub the first to be shut after repeated breaches

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