キャドベリー、量を減らして価格維持

チョコレート・ファンは不満表明

 ABC放送のウエブサイトの報道によれば、国内大手チョコレート・メーカーのキャドベリー社は、現在220gサイズで販売しているチョコレートを20g減らし、価格を据え置く考えを発表した。しかし、チョコレート・ファンはこの措置にかなり不満を感じていることが伝えられている。

 同社は製造原価高騰で値上げはやむを得ないとしており、製品価格を上げる代わりに量を減らすことを考えている。製品はTAS州ホバート北部の工場で生産しているファミリー・サイズ商品で、200gと軽くなったチョコレートが店頭に並ぶ前に消費者に周知したい、として、「サイズを据え置きにして価格を引き上げるか、価格を据え置きにしてサイズを小さくするかのどちらかだった。当社としては味と品質は維持したいし、消費者にとって買い物の予算を抑えることがどれほど大切なことかをよく承知しており、そのためにもキャドベリー・ファミリー・ブロック製品を買い求めやすい価格に抑えておきたいと思った」と述べている。

 しかし、チョコレート・ファンが何千人もキャドベリーのフェースブックやツイターに書き込み、企業のどん欲やハラル証明まであらゆることを実質値上げの原因にして責めている。1月3日午前3時(東部時間帯)にはすでにコメントも2,800件に達している。中には消費者に予告し、工場で解雇者を出さないよう配慮している同社を誉めているが、猛烈に批判する投稿も少なくないとのこと。

 キャドベリー社では、カカオ豆輸入価格の上昇につれて製造コストが上がっており、支出を抑えるため、ホバートの社員には夏季休暇をたっぷり取るように呼びかけた。一方、ホバート北郊クレアモントの工場には500人の社員が働いている。

 2013年9月の選挙ではトニー・アボット保守連合リーダーがTAS州のキャドベリー工場を訪問し、地元振興のためのキャドベリー工場観光化に1,600万ドルを公約したが、その金はまだキャドベリー社には届いていない。
■ソース
Chocolate lovers unimpressed as Cadbury cuts family block size by 20g, keeps price tag

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