キャンベラ交通局バス、迷子を自宅に送り届ける

交通局談話「乗り間違いはよくあること」

 キャンベラ交通局のバスが終点についたところ、少年が一人運転手のところに来て、「乗り間違いしたみたい」と話した。

 当番あけの運転手はそのままバスを首都の反対側まで走らせ、少年を心配して待っていた両親のところに送り届けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 少年の姿を見て、ジート・ギル運転手は、「自分の子供のことを思い浮かべた」と語っており、すぐさま、キャンベラ交通局の規約に従って交通局通信部に連絡し、バスで少年を自宅に届ける許可を得た。「通信部は、そうした方がいいと言ってくれた」と語っている。

 すでに非番になっていたギル運転手は、「少年の親の気持ちを考えればどうするのがベストか分かる。大丈夫だよ、と言ってやった。自分の仕事をしたまでだ」と語っている。

 帰宅時刻を過ぎても帰ってこない少年の両親が案じて警察に電話しようとしていた時にバスが自宅前に到着した。

 少年の父親がキャンベラ交通局にこの話を伝え、「息子はインターチェンジでバスを乗り間違えてキャンベラの反対の方に行ってしまっていた。バス・ドライバーは自分の任務以上のことをしてくれた。交通局からも感謝の気持ちを伝えてほしい」と語った。

 このできごとが話題になるとオンラインでギル運転手称賛の声が高まってきたが、交通局では、「子供のバス乗り間違いは時々ある。今週は他にも少年がバスで帰宅途中に居眠りしてしまい、ウォデン・インターチェンジで目が覚めるという出来事があった。その時もドライバーが通信部に連絡し、交通局が小型バンを走らせて子供を受け取り、自宅に送り届けている。親御さんには、子供が乗り間違いした時はすぐに運転手に助けを求めるよう言い聞かせてやってほしい。運転手が協力してくるから」と語っている。
■ソース
Canberra bus driver who dropped lost boy home to his front door was ‘just doing his job’

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る