「中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史」著者 岡上理穂さん、クロス・オブ・メリット勲章叙勲

「中欧の不死鳥 ポーランド不屈の千年史」著者 岡上理穂さん、
クロス・オブ・メリット勲章叙勲

総領事モニカ・コンチク氏と岡上理穂さん

 シドニー在住で『中欧の不死鳥ポーランド不屈の千年史』の著者、岡上理穂さんが、この度ゴールデン・クロス・オブ・メリット勲章(ZłotyKrzyż Zasługi)をポーランド共和国大統領より叙勲された。

 クロス・オブ・メリット勲章は、1923年より続く、ポーランドで最高位の勲等。勲位はゴールド、シルバー、ブロンズと分かれている。岡上さんは、ポーランド史に関する知識を広めた功績、並びにオーストラリアにおけるポーランド人社会への貢献を評され、ゴールドを受章。日本人での叙勲は初めてである。

 叙勲式はポーランド共和国建国記念日の翌日、今年11月12日に在シドニー・ポーランド共和国総領事館で催された。当日はピアノや管楽演奏があり、ショパンの古里らしい祝いの席となった。

 最新著書、『中欧の不死鳥ポーランド不屈の千年史』は、日本とポーランドの国交樹立100周年を記念し、2019年に出窓社より出版された。

 同書では、かつて中欧で繁栄していた、ポーランド王国に焦点を当てている。外部の政権や国家により、幾度も管理・統制・指揮され滅んだポーランド王国。なおも自国を愛し、誇り高く再興に奮闘した1000年の激動を物語っている。日本との意外な関係性も知ることができる一冊。読み応えのある本書の終わりには、分かりやすい歴史年表などが付いている。著書は、紀伊國屋シドニー支店オンラインなどで購入可能。

 今回紹介した本以外にも、シドニー・オリンピック開催時の日常を描いた「オーストラリア的生活」、岡上氏がポーランドへ留学した頃に行われていた、ポーランドでの民主化運動を描いた「ワルシャワに市民の歌声がきこえる」などの著書がある。

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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