隈研吾氏、豪州での新プロジェクト始動 オーストラリアで初のレジデンショナル・デザイン

隈研吾氏、豪州での新プロジェクト始動
オーストラリアで初のレジデンショナル・デザイン

プロジェクトを発表した、クラウン・グループCEOイワン・スニト氏プロジェクトを発表した、クラウン・グループCEOイワン・スニト氏

オーストラリア大手不動産デベロッパー、クラウン・グループが2020年12月11日、日本を代表する建築家・隈研吾氏との新プロジェクトを発表した。

隈氏は東京、及びフランス・パリにオフィスを構える、世界的に知られる日本人建築家で、東京五輪新国立競技場、東京のサントリー美術館のデザイン監修、ルイ・ヴィトンの日本オフィス・ビルなどを手掛けたことで知られている。木材を使用した建築デザインを得意としており、近代的ながら「和」を感じさせるデザインが特徴だ。

今回、隈氏が設計・デザインするのは、ブリズベンの高層マンション。オーストラリアでもシドニー、ダーリング・スクエアの建造物などの設計を担当したが、クイーンズランド州での用建造物に携わるのは今回が初となる。著名建築家が携わった居住用物件に、多くの人が関心を寄せている。

クラウン・グループ最高経営責任者のイワン・スニト氏は昨年末に行われたパーティーで「自然と融合した生活を好むブリズベンに合わせると共に、今回のプロジェクトが街のシンボルになることを期待している。川に面しているため、眺めが良いことも特長。街中からのアクセスやマンション内の施設など利便性にも考慮している。最終デザインは2021年半ばに完成予定」と述べた。

クラウン・グループはニューサウスウェールズ州グリーン・スクエアに立地するマンションなど、デザイン性の高い建造物の開発で高い評価を得ている。取材を通じ本誌で紹介した、シドニー南郊ウォータールーに建設された「マスタリー(Mastery)」をご存知の方も多いのではないだろうか。

スニト氏はかねてより、日本の簡素さと装飾的要素を最小限に切り詰めた芸術・文化の様式を評価している。自身のルーツであるインドネシアの自然と共存する伝統、オーストラリアの日々変わりゆく文化と変わらぬ自然、そこに隈氏の感性と共に日本の文化がどのように融合するのか。着工前からブリズベンの新たなランドマークに多くの期待が集まっている。

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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