日本人彫刻家13人が競演「スカルプチャー・ロックス」

日本人彫刻家13人が競演「スカルプチャー・ロックス」
ローンチ・イベントに3人の彫刻家登場

スカルプチャー・ロックス
関係者の集合写真。牛尾啓三氏の作品前で

 1997年、ボンダイ・ビーチでの開催以来、国内はもちろん、海外からの観光客にも人気の野外彫刻展示イベント「スカルプチャー・バイ・ザ・シー」。例年10月末から11月にかけて行われてきたが2020年はコロナ禍によりキャンセルとなった。

 それに伴い「スカルプチャー・バイ・ザ・シー」実行委員会は、より管理しやすいイベントの開催を目的に、Place Management NSW(PMNSW)とPorts Authority of NSWの協賛の元、規模を縮小した「スカルプチャー・ロックス」を企画し5月20日から開催した。

スカルプチャー・ロックス
David-Handleyスカルプチャー・バイ・ザ・シー・ファウンダー

 同展示会では日本人アーティストのみにフォーカスし、展示作品はすべて日本人アーティストによるもの。スカルプチャー・バイ・ザ・シーに20年以上にわたり作品を出店し続け、名誉アーティストの殿堂入りを果たした牛尾啓三氏を始め、13人の日本人アーティストによる17の作品が、シドニー、キャンベルズ・コーブ沿いに展示されている。

 日本とオーストラリアの両国で活躍しており、中には、ボンダイのスカルプチャー・バイ・ザ・シーにて展示された彫刻をきっかけにオーストラリアに移住したアーティストもいる。

 20日に行われたローンチ・イベントにはDon Harwin芸術大臣、David Handleyスカルプチャー・バイ・ザ・シー・ファウンダー、猪狩壮一・在シドニー日本国領事らが列席。それぞれあいさつを行った。Handley氏は「日本人にフォーカスした野外彫刻展としては、日本国外ではおそらく最大のエキシビションだろう。オペラハウス、シドニー湾を背景にした彫刻展の実現に非常にワクワクしている」と話した。

 イベントには出典者であり、豪州在住組の石野耕一氏、齋藤綾子氏、鎌田亮氏の3人も参加。それぞれ「都市と自然をバックグラウンドにしたこれまでとは違った形での展示をうれしく思う」(石野氏)、「日本代表のような形になれたことがたいへんうれしい。日本人ということで共通する日本的なタッチがある一方で、活動している国による違いもあると思う。そのあたりを楽しんでもらえれば」(斎藤氏)、「参加できで非常に光栄。日本政府のバックアップもあって実現できたイベントだと思いますので今後も継続的にサポート頂けるとうれしい」とコメントを残した。

スカルプチャー・ロックス
左から石野耕一氏、齋藤綾子氏、鎌田亮氏

 スカルプチャー・ロックスは、6月3日(木)まで開催される。

スカルプチャー・ロックス
■会場:Campbells Cove, The Rocks, Sydney
■日時:5月20日(木)~ 6月3日(木)
■料金:無料
★Web: https://sculpturebythesea.com/exhibitions/sculpturerocks

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