トム・ハンクス夫妻、ゴールドコーストで隔離生活に

プレスリー伝記映画制作に来て、コロナウイルス発症

 オスカー受賞のアメリカ人男優、トム・ハンクス氏と妻の俳優兼歌手のリタ・ウィルソン氏は、映画制作のため、オーストラリア滞在中にコロナウイルス陽性と判定され、14日間の隔離生活に入った。
 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ハンク夫妻は、ゴールド・コーストのビレッジ・ロードショー・スタジオでのバズ・ルアマン制作のエルビス・プレスリー伝記映画のプリプロダクションのためにオーストラリアに滞在している。

 ハンク氏は、「カゼのような疲労感と体の痛みを感じた。リタは寒気を感じ、少し熱もあった。現在、世界中で流行しているウイルスのこともあり、検査を受けたところ、コロナウイルス陽性と判定された。これからどうなるか。保健局にはこういう場合に従うべき規則があるはずで、公衆衛生安全規則に従って隔離生活にはいることになった」と述べている。

 映画を作るスタジオのワーナー・ブラザーズ社では、ハンク夫妻の名前を出さず、「現在、オーストラリアのゴールド・コーストでプリプロダクション段階にあるエルビス伝記長編映画制作のメンバーがコロナウイルス検査で陽性と判定された。この陽性患者と直接接触した者の追跡調査をするため、当社はオーストラリアの保健当局に協力している。当社のメンバーの安全衛生は常に最優先事項であり、世界のどこでも当社の映画制作に携わる者の保護のためには慎重な配慮をしている。コロナウイルス陽性と判定された者は現在治療を受けている」と発表した。

 ハンク夫妻が検査で陽性になったことから、最悪の場合、プロダクション関係者全員が2週間の隔離に入り、その間、作業が中止になる可能性もある。そうなると映画制作の経費が相当大きくなることもあり得る。

 2019年5月、アナスタシア・パラシェイQLD州首相が議会で映画制作を発表し、同映画のセット制作、ケータリング、コスチューム・デザインなどの仕事でQLD州の労働力900人の雇用が生まれる。また、州経済には1億500万ドルの金が注入されることになると語っている。
■ソース
Tom Hanks and wife Rita Wilson diagnosed with coronavirus in Australia

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