フランスのマリオネット、少女と潜水夫

パースでガリポリ100年記念のドラマ

 WA州パースで開かれている国際アーツ・フェスティバル一番の呼び物、クレーン仕掛けの巨大マリオネットに大勢の見物客が詰めかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フランスの「ロイヤル・デラックス」マリオネット劇団の制作で、1915年のオーストラリアとニュージーランドのアンザック軍がイギリス軍、フランス軍と並んでガリポリ上陸作戦に参加、多大の犠牲を払って遂に撤退した悲惨な戦史にちなむ物語になっている。

 このマリオネットはクレーンで吊り下げられた身長6mの少女と11mの潜水夫の2体だけで話が進行する。初日の20日にはパース市内の大通りを練り歩き、ラングリー・パークに落ち着いた。2日目にも大勢の市民がラングリー・パークに現れ、大がかりな操り人形に見とれた。

 また、ウエリントン・スクエアではマリオネットを囲んで先住民族舞踏団のパフォーマンスが行われた。

 2日目の2月21日にも少女が潜水夫を捜し求めてパース都心部を練り歩き、フェスティバル観客が少女と一緒に市内を歩いた。その数は1万人を超えると言われている。また、少女を動かすのには22人の人形操りがロープやプーリーを動かす大がかりな作業だった。

 WA州政府のキム・ヘイムズ観光相は、「巨大な操り人形は一生に一度あるかないかの大イベント。ぜひ、みんな見に来てほしい。このイベントはオーストラリア国内ではパースだけ」と語っている。また、コリン・バーネットWA州首相は、「2体の巨大なマリオネットで、パース市民はまるで魔法にかけられたようだ」と語っている。一方、フェスティバル主催者は2日間で100万人近い人が「The Incredible and Phenomenal Journey of The Giants」を見たと語っている。

 22日には少女と潜水夫がスワン川に浮かぶはしけに乗り、川を下っていく。(Ratei)
■ソース
The Giants: Crowds flock to see finale of three-day marionette performance in Perth

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