コービー受刑者、12年余ぶりにバリから国外追放

仮釈放期間満了し、オーストラリアで自由の身に

 2004年、QLD州からインドネシアのバリ島の空港に到着したところで所持品のブギー・ボード・バッグから4kgの大麻が発見され、裁判で有罪判決を受け、懲役20年を言い渡されていたシャペル・コービー受刑者(39)は、その後仮釈放を受け、バリの妹の自宅で生活していた。

 5月27日、インドネシア当局は、200人の警察官を動員し、コービー受刑者を無事に出国させるため空港に護送、空港ではオーストラリア行きの飛行機搭乗まで出入国管理当局の施設に留置する。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 バリ警察署長の報道担当者発表によると、コービー受刑者の刑期は同日24時をもって満了する。警備警察官は100人から増員されたと発表されているが、バリ島のスルン・パサリブ刑務所長は、「厳重な警備はオーストラリア領事館の要求によるもの。追放されるのはオーストラリア人、その家族もオーストラリア人、厳重警備を要求したのもオーストラリア領事館、これを取材するのもオーストラリアのメディア。われわれはそれに対処しなければならないだけ」と不満をあらわにしている。動員される警察官の主要任務は取材陣などの交通規制だと伝えられている。

 デンパサール警察のコービー護送担当責任者、ケツト・ウィディアダ氏は、警察車4台と警察官15人がコービー受刑者を宿泊先のビラから仮釈放担当官に引き渡し、さらに空港まで護送する。これまで様々な突発事が起きており、今回、そのようなことが起きないようにしたい。

 国外追放に先立ち、コービー受刑者が9年間収容されていたケロボカン刑務所の医務官がビラを訪れてコービー受刑者を診察し、健康良好と診断した。

 仮釈放条件により、コービー受刑者はバリ島内でメディアに話すことはできないが、オーストラリア国内では自由に話すことができる。ただし、オーストラリア国法により、犯罪から副次的に利益を得ることが禁じられているため、体験などの話を売ることはできない。
■ソース
Schapelle Corby completes sentence, due to leave Bali tonight

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