TAS州女性ひいた塵芥回収車運転手罰金刑

仕事直前にビール2本、NY検事「証拠不十分」

 TAS州出身の女性がニューヨークでサイクリング中にウーバーの車が自転車専用道に入り込んだため、女性が車道に避難したところを塵芥回収車にひかれて死亡した。

 マンハッタン検事局は、ウーバーの運転手を処罰なし、また、塵芥回収車の運転手は不起訴、罰金1000ドルと1年間の免許停止処分を言い渡した。

 女性の遺族はマンハッタン検事局の不起訴処分を批判している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2018年8月10日、セントラル・パーク付近でマディソン・ジェーン・ライデンさん(23)の自転車がウーバーの乗用車を避けるために隣の車線に入ったところをフェリペ・チャイレズの運転する塵芥回収車にひかれた。

 この事故で、チャイレズは事故直前にビールを飲んだと自供しており、血中アルコール濃度も0.04だった。ニューヨークの法律ではこの濃度は業務用車両運転の際の制限濃度を超える違反行為。

 また、ウーバーの運転手についても、ニューヨーク警察が起訴を求めたにもかかわらず、検事局は起訴しなかった。

 また、チャイルズは、ほろ酔い運転容疑2件については有罪を認めたが、3件目の酩酊運転については15日の審理で却下された。マンハッタン検事局は、「一緒にサイクリングしていた被害者の友人その他の証人からの証言を検討したが、チャイズは自分の走っていた車線で制限速度内で走行しており、また街頭のビデオカメラでも証言が裏付けられており、疑いもなく酩酊していたとする十分な証拠がない」と不起訴の理由を明らかにしている。

 また、ウーバーの運転手についても、サイ・バンス・マンハッタン検事は、「法律に隙間があり、車が被害者と直接接触していない限り、罪に問うことができない。法改正を支持する」と発表している。

 ライデンさんの母親、アマンダ・ベリーさんは法改正を主張しており、不起訴を決めたバンス検事を批判、「バンス検事のマンハッタンでは無謀運転をしても何の処罰もないと宣伝しているようなもの」との声明を発表している。
■ソース
New York truck driver fined $US1,000 over crash that killed Australian tourist Madison Lyden

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