豪男性、正当防衛を叫び続けて11年、仮釈放

ソフィアでジプシー助けに入って加害者死なせる

 ブルガリアの首都ソフィアの中央刑務所に服役していたオーストラリア人男性が11年ほどの刑を終え、仮釈放が認められた。

 男性は刑務所から入管収容所に移され、間もなくオーストラリアに送還される見込みが立った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジョック・パルフリーマンさん(32)は、2007年12月、ブルガリアのソフィアの路上で乱闘になり、相手の男性を死なせたとして2009年に懲役20年、仮釈放なしの期間10年を宣告され、服役していた。

 しかし、パルフリーマンさんは、裁判の間もその後も常に「酔っ払った若者グループに襲われていたロマ(ジプシー)を助けに入って乱闘になり、正当防衛だったと主張、ハンガー・ストライキに入ったこともあるが、若者グループの一人、法学生のアンドレイ・モノフさんに刺傷を負わせ、モノフさんは病院で死亡したことから、正当防衛が認められず、殺人罪と殺人未遂罪で有罪判決を受けた。獄中の11年の間、パルフリーマンさんは、ブルガリアの刑務所制度改革の活動を続けてきた。

 ソフィアの重警備刑務所から、待ち受けていた車に乗せられ、ソフィア郊外のブスマンツィ入管収容所に移されたパルフリーマンさんは、オーストラリアのパスポートその他の渡航書類の交付を待ち、ブルガリアからオーストラリアに戻ることになる。

 2019年7月に仮釈放申請を出していたが拒否され、さらに控訴審に持ち込んだ結果、パルフリーマンさんの更生が認められ、仮釈放命令が出された。

 カリン・アンゲノフ弁護士は、「入管収容所で依頼人と面会するがその後どうなるのかは分からない」と語っている。
■ソース
Jock Palfreeman released from Bulgarian prison and taken to detention centre

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