ベレジクリアン氏、550万ドルの助成金の疑惑

恋仲の腐敗議員の推薦する地域プロジェクトに

 12月3日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、まだ財相だった時期に男女関係にあった腐敗議員、ダリル・マガイア自由党州議会議員が推薦する地域プロジェクトのために550万ドルを確保することを指揮していたことが明らかになったと報道されている。後にマガイア議員はこのプロジェクトで利益を得ようと図った疑惑も持たれている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 2016年12月、大合併作業後の地方自治体を落ち着かせるために設立された「Restart NSW」助成金制度で、ベレジクリアンNSW州財相(当時)は、マガイア議員の地盤、ワガワガに「Australian Clay Target Association」が新しい本部を建てる資金を割り当てた。

 2017年1月にはマガイア議員(当時)が、550万ドル確保を発表し、地元代表から、「たゆみなく地元に貢献する政治家」として称賛されている。

 しかし、助成金は、数か月後に、NSW地域振興省職員がメリット本位で評価し、「Infrastructure NSW」の独立中正審査を受けるまで公式認可とはなっていなかった。

 さらに、クレー射撃クラブのクラブハウスや大規模なコンベンション・センターなどを含む新本部建物の装備請負で、マガイア議員が経営する会社が密かにコミッションを要求していたことが州腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)で証言された。

 12月3日、ABC放送がこの事実を報道し、ベレジクリアン州首相の記者会見で、助成金交付決定への関与を質問された州首相は、「ICACでその問題を調査したが、私には何の不正もなかったと結論した」と答えている。

 さらに、「自分は財相としていくつかの資金制度に関わったが、この助成金に関しては自分の管轄ではなかった。すべて適正な手続きを経ており、自分が手続きに干渉することしていない」と答えている。

 しかし、ICAC副委員長を務めたことのあるアンソニー・ウィーリーQCは、「ICACが、助成金交付決定過程に問題があると判断すれば、今後の意見書聴聞会でベレジクリアン州首相やその弁護士を召喚することになる。ICACが直接問題にしない場合でも一般社会でベレジクリアン氏の関与を議論することは妥当だ。州民は、州政府閣僚や州首相が行動規範を重視し、利害の抵触と見なされることも一切避けることを期待して当然だ」と語っている。
■ソース
Premier oversaw fund that set aside $5m for project pushed by Maguire

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