ゴールド・コーストでコアラの負傷事故に懸念の声

ワイルドライフ・サンクチュアリーで治療件数増加

 QLD州ゴールド・コーストにある野生動物病院では、過去1年に入院してくる野生動物の数が著しく増えており、設備や人員も限界に近づいていると語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 カランビン・ワイルドライフ・ホスピタルでは2016年には9,000頭以上の野生動物を治療した。この数は2015年を1,000頭以上も上回っている。

 マイケル・パイン主任獣医は、「今年は入院動物の数が著しく増えており、心配している。コアラだけでも400頭を超えており、昨年に比べて100頭も増えている。病院の設備の限界に近づいており、人員や予算にも大きく負担が増えている」と語っている。

 パイン獣医は、「都市化・住宅化が広がっていることが野生動物入院の最大の原因になっている。このあたりに住みたいという人が多く、そのためにこの地域の都市化・住宅化の広がりが原因になっていることは確かだ。ただし、ありがたいことには、そういう地域に住んでいる人達は野生動物保護の意識も高く、道ばたで傷ついた動物を見つけるとそのまま放置せず、ここに連れてきてくれる」と語っている。

 病院に入院しているフレーザーと名付けられた子供のコアラは3か月ほど前にNSW州北部のリズモアに近い牧場で牛に踏みつけられていた。パイン獣医は、「フレーザーはけなげだ。一生懸命に生きようとしており、徐々に良くなってきている。母コアラはかわいそうに死んでしまった。フレーザーも腕を骨折していて、かなり痛手を受けていたけれど何とか快復してきている」と語っている。
■ソース
Injured koala numbers concern Gold Coast wildlife sanctuary

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