スプレー・タイプのサンスクリーンでひどい日焼け

専門家がスプレー・タイプの効力に疑問

 夏のオーストラリアのビーチになくてはならないサンスクリーンは塗り方によってローション、回転塗布式、スプレー(エアロゾル式とポンプ式)の3種類がある。

 近年、塗りやすさで人気が高まっているのがスプレー式だが、このスプレー式を使って安心しているとひどい日焼けになったケースが増えており、専門家はスプレー式サンスクリーンの効力や適性に疑問の声を挙げている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 しかも、価格はローションがもっとも安く、エアロゾル式では缶の容量の半分が高圧ガスで、サン・スクリーンそのものは半分程度しか入ってないため、もっとも割高になる。

 しかし、エアロ・ゾル式のサン・スクリーンは使い方が簡単で、いやがる子供や手の届きにくいところにも簡単に塗布できるため、3年ないし5年ほど前から人気が出ている。

 Darlinghurst Dermatology Skin and Laser Clinicのドクター・ナターシャ・クックは、「エアロ・ゾル式の製品の使い方を間違っていたり、塗り足りないために日焼けする例も多く、商品棚に並べることが妥当かどうか疑問だ」としている。

 さらに、「スプレーする時に全体をまんべんなくスプレーしなければいけないのにスプレーし残していたり、広い面積をまったくスプレーしていなかったりすることも多いし、何よりも広告通りのSPFを得るためには通常3回から4回重ねてスプレーしなければならない。製品そのものが悪いわけではない。それでも、製品として不適格だと思うし、ユーザーに間違った安心感をいだかせてしまうのではないか」と語っている。

 ユーザーの苦情は、「SPF 50+」のスプレー式日焼け止めを塗ったのに日焼けした」というものが圧倒的に多い。

 Cancer Council CEOのサンチア・アランダ教授は、「ほとんどの人が虫除けスプレーのようなつもりで使っている。ほんとうはたっぷりすり込まないと効果がないのに」と語っている。
■ソース
Experts express concerns about aerosol spray sunscreens after string of incidents

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る