トラボルタ、707型機を豪航空博物館に寄付

1964年納入カンタス機の1機、イラワラ地域空港に

 ハリウッド・スターで自分でも民間大型機の操縦免許を持ち、長年カンタス航空大使を務めてきたジョン・トラボルタさんが、自分の所有するボーイング707型機をNSW州のイラワラ地域空港にある歴史航空機復元協会(HARS)に寄付することを明らかにした。同機は過去にもイラワラ地域空港での航空ショーに飛来したことがあるが、今回は安全飛行を確保するため、完全な整備を行うとしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 イラワラのHARSのボブ・デ・ラ・ハンティ会長とトラボルタさんは、2009年にロッキード社の1995年製スーパー・コンステレーションをシドニー空港からNSW州の海岸に沿って一緒に操縦したことがあり、互いに既知の間柄で、デ・ラ・ハンティさん自身、このスーパー・コンステレーションをアメリカ国内の航空機の墓場と呼ばれる土地から救い出し、何百万ドルもの資金をかけて復元した。

 デ・ラ・ハンティさんは、「今年になって、トラボルタ氏がその707型機を手放すという情報を聞きつけたのですぐに連絡した。彼も非常な乗り気で、それから細部の打ち合わせに入った」と語っている。

 この707型機は1964年に初のジェット旅客機としてカンタス航空に納入された11機のうちの1機で、スーパー・コンステレーションの後継機となった。その後、カンタス航空との契約が切れたトラボルタさんの707型機は、アメリカ国内路線に就役したこともあるが、その後他の会社に買い取られた。

 イラワラ地域空港のHARSの所蔵機には、コンステレーション機の他にカンタス航空が使っていた「City of Canberra」もあり、707型機が加われば、カンタスの歴史を背負った機体が並ぶことになる。

 トラボルタさんの707型機は2010年に地震で壊滅的な被害を受けたハイチへの救援物資を積んで飛んだこともあり、最近には2016年12月に飛行しているが安全飛行のために整備が必要とされており、また、オーストラリアまで飛んでくる場合には必ずトラボルタ氏がクルーとして参加することになる。その時期がいつになるかは不明で、まだ当分のことではないとされている。
■ソース
John Travolta donates historic Boeing 707 jet to regional NSW aircraft museum

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