銃砲アムネスティでロケット・ランチャーも提出

ドイツの機関銃、火打ち銃など総数57,000挺

 3月1日、2017年に実施された全国銃砲アムネスティの提出銃砲内容が発表された。新しい銃は破壊処分されたが、19世紀の火打ち銃のように歴史的・文化的な価値を持つ銃は新たに登録、保存された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この全国銃砲アムネスティは未登録の火器を所持していることに対し、提出することで恩赦を与えるもの。未登録火器の削減を目的として行われた。

 アムネスティが実施された7月から9月までの期間に57,324挺の火器が提出され、これまで当局に把握されていなかった全自動、半自動のライフル銃2,500挺の他、2,900挺の拳銃が受理された。

 ACTでは、第一次世界大戦中にドイツ軍が使用したマキシム機関銃1挺も提出された。また、QLD州では認可銃砲店にロケット・ランチャー1挺も持ち込まれた。このロケット・ランチャーはゴミ捨て場から拾われたものと思われる。

 提出総数では、NSW州がもっとも多く、24,831挺、次いでQLD州の16375挺、VIC州の9,175挺となっている。提出された銃砲の3分の1ほどが破壊処分されたが、残りは登録されて所有者に返還、または認可銃砲店に引き取られ転売される。アンガス・テイラー法執行担当大臣は、「これだけの数の銃砲がグレー・マーケットから取り除かれた。グレー・マーケットから取り除くことでブラック・マーケットに流れることを防止できた」と語っている。

 自ら射撃を趣味としており、銃の自由化を唱えるリバタリアンのデビッド・レヨンヒエルム連邦上院議員は、「このアムネスティで何も達成できていない。政府は銃を街頭から取り除いたというが、提出された銃はどれも一般家庭のタンス深くにしまい込まれていただけで、犯罪者の手に渡ることはなかった。犯罪者がアムネスティで銃を提出することはありえない」と批判している。

 政府は今後も繰り返し銃砲アムネスティを実施することは否定しなかった。
■ソース
Gun amnesty: Rocket launcher, automatic rifles among 57,000 firearms handed in

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